出版社内容情報
弁論家・政治家・哲学者キケロの波乱の生涯と人物像を、共和政ローマの社会や彼をとりまく重要人物ごと生き生きと描く。
古代ローマきっての弁論家・政治家・哲学者キケロ。その波乱の生涯と人物像を、歴史的な名言・演説・書簡をまじえて、共和政ローマの社会や彼をとりまく重要人物ごと生き生きと描く。(書物復権)
【著者紹介】
1940年生まれ。ケンブリッジ大学コーパス・クリスティ・カレッジ卒業。アーツカウンシルに長年勤務し、事務局長を歴任した後、ジャーナリストとして活躍。著書は他に『ハドリアヌス――ローマの栄光と衰退』『アウグストゥス――ローマ帝国のはじまり』(ともに白水社刊)など。
内容説明
人間キケロがよみがえる。古代ローマの偉大な哲学者・弁論家・政治家の波瀾の生涯を、著作や書簡をまじえて生き生きと描く。
目次
さまざまな断層―危機に瀕した帝国
息子よ、常に一番であれ!最も勇敢であれ!―アルピーヌムからローマへ
聖なる場所―名誉の階梯
「新人」執政官―深まる陰謀
色男の逆襲―窮地に立つヒーロー
盛衰―三人組の天下
理想的な政体―政治を論ず
キリキアという幕間―内戦の気配
「言い知れぬ狂気」―共和政擁護の戦い
勝てば独り占め―ローマの支配者カエサル
「軍服はトガに服すべし」―哲学的考察
「何事だ、これは暴力沙汰ではないか!」―紀元前四四年三月十五日
世継―オクラウィアヌス登場
ローマの第一人者―キケロの内戦
浜辺の死―共和制の終焉
事後の検証
著者等紹介
エヴァリット,アントニー[エヴァリット,アントニー] [Everitt,Anthony]
1940年生まれ。ケンブリッジ大学コーパス・クリスティ・カレッジ卒業。アーツカウンシルに長年勤務し、事務局長を歴任した後、ジャーナリストとして活躍
高田康成[タカダヤスナリ]
1950年生まれ。国際基督教大学卒業後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。大阪大学、東北大学文学部、東京大学大学院総合文化研究科を経て、名古屋外国語大学教授、東京大学名誉教授。表象古典文化論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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