内容説明
「脱官僚」を掲げて迷走した民主党政権。日本の政治における「官僚支配」と「政治主導」の闘争の内幕を、90年代、自民党政権時代の制度改革から20年にわたって分析する。日本が再び活力を取り戻すための政治家と官僚のあるべき姿が見えてくる。
目次
序章 「政治主導」は福島原発事故に何をもたらしたか
第1章 官僚支配、派閥抗争、カネ―自民党長期政権下の内閣と与党
第2章 スキャンダル、政争、そして改革―九〇年代の制度改革をめぐる政治
第3章 小泉政権の政治主導
第4章 鳩山政権の官僚排除
第5章 党内抗争に明け暮れた菅政権
第6章 官僚活用を進めた野田政権
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
12
座標平面上に、x軸を官僚活用とし、y軸を官邸主導とする。第一象限(官邸主導強,官邸活用強)は、小泉政権。第二象限(官邸主導弱,官僚活用強)は、自民党政権や野田政権。第三象限(鑑定主導弱,官邸活用弱)は、鳩山政権。第四象限(官邸主導強,官邸活用弱)は、菅政権(215頁)。これからどうなるのか? どうしたいのか? 過去の政権をみると、どれがまともだったのか。2013/06/28
TSUJINO Yusuke
1
☆☆☆☆2024/09/26
akanishi
0
読後感の悪い本であった。これは著者の責任ではないのだが。 ミステリーになぞらえば、事件は起きた、犯人らしきものはわかる、でも捕まらない、ような。2014/03/06
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