内容説明
2012年にデビュー50周年を迎えたビートルズと、今年デビュー50周年のローリング・ストーンズ。「優等生VS不良」など、当時から反目を演出されたが、実際には深い蜜月関係があった。音楽からスキャンダル、女性関係に至るまで、世界で最も有名なふたつのグループの最も知られていない側面に初めて光を当てる。英国ロック50年最大の“謎”が明らかになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかしくん。
19
ビートルズもストーンズも、私が高校時代に夢中になった、誰もが認める偉大なバンドです。そう言えば、あの頃、もしビートルズが解散しなかったらどんなアルバムを作っていたか、もしブライアンジョーンズがストーンズで自滅してなければどんな方向性の音楽になっていたか、色々と妄想を膨らましてましたね~。2014/06/17
あらえるびす
3
誰でもできそうなことを真っ先に思いついて実行することにかけては(例えばビートルズからサザンまでの全曲解説など)天才的な著者によるビートルズとストーンズ本。バンドメンバーや関係者の発言やデータを並列して両者の相関関係を浮き彫りにしていこうというもので、強引な仮定や自説は述べず情報をただ並べて判断を読者に委ねるなど納得のいかないところも多いが、両者に関わった悪徳マネージャー、アレン・クラインに関する記述は読み応えがあった。中山氏は恐らく天才なのだろう。但し、その才能は音楽評論家としてのそれではないようだが。2013/04/08
arnie ozawa
2
単なるライバル関係ではないビートルズとストーンズの関係を時系列的に事実やインタビューによって描く。読みやすいし面白い。2023/11/24
じゅん
2
ビートルズのことを知れば知るほど好きになっちゃう♪日なたぼっこしながら、映像や音源とともに過ごした新居での午後。4人に惹かれ、声にうっとり♪ポールに会いたい♡2015/02/07
AM
2
時系列を追って、70年代初めまでのビートルズとストーンズを比較し、正しい姿を伝えようとしている一冊。個人的な思い入れに満ち溢れた類書と異なり、それはちょっと・・・と思わせる部分がほとんどありません。これからこの2バンドを聞こうとしている若い人たちにぜひ読んでほしい一冊。2013/08/24