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内容説明
「うちの子は、なぜテストの点数がいつも悪いのでしょうか?」
「子どもの出来は、遺伝で決まっているものなのでしょうか?」
篠原先生も、お母さま方からこういったことをよく聞かれるそうです。
こんなとき、決まった答えがあるそうなのですが、それは、「そんなことはありません。お子さんの知能はこれからいくらでも伸びます。親御さんの考える力だって、まだまだ伸びますよ」
そうなんです!
いわゆる「頭のよさ」にかかわるような脳の部位は、他の脳部位に比べてゆっくりと成長します。
つまり、頭がいいかどうかは、生まれつき決まるわけではなく、育ち方によって大きく変わるのです。「子どもの出来」は遺伝ではありません!
「では、どんなふうに育てればいいの??」と思った方へ。
ご安心ください。
本書は、脳科学者の著者が、子どもの脳科学研究から、あるいは臨床心理的な体験から、幼児期の子どもがやっておくとよいおすすめの知育教材やあそび、習慣づけについて、具体的に解説するものです。
幼児期のうちに「頭のよさ」の素地をつくってあげたい、とお考えの親御さんにぜひ読んでいただきたい1冊です。
☆本書は、2009年にディスカヴァーより刊行した『脳科学者が教える 子どもの地頭をよくする方法』を改訂・再編集し、改題したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
25
「ワーキングメモリ」と「やる気」を伸ばすことを、頭のいい定義といてしているのがまず面白いと思いました。ワーキングメモリの強化の仕方、やる気の正体等を脳科学の視点から優しく解説してくれてもいました。ただ声かけするのではなく、その前に○○をしておくことや、やる気には「快」を結びつけるということなど、なんとなく感じていたことを上手く言語化してくれていました。本書の頭がいいという定義を前提にするならば、とにかく暗記は頭を良くする有効な手段であることがわかります。2018/01/04
しろくま
4
脳科学の視点から、主に「ワーキングメモリ」と「やる気」を伸ばす方法について具体的に書いてあります。書かれてあることは、子どもだけでなく大人、お年寄りにも当てはまることばかりです。最近物忘れが多くなったという私の父(明日で65歳!)にぜひ取り入れてほしいことばかりでした(^^;やはり適度な運動は大事!子どものいいところを探すと脳が活性化、人と関わる、「笑い」、「あたまとり」など。楽しくやることが何より大切なようです(^^)2017/04/08
のりぴー
2
脳科学的にまとめてあり、具体的で難しくなく役に立つ。Kindle Unlimitedだが、期待値以上の本だった。 脳の働きのことなので、自分自身にも生かせる。 我が子は1歳。0-2歳で楽しいと思える脳のシステムの原型はできあがる。ママといて楽しい、家庭が楽しいと思える環境にしたい。楽しさがやる気につながる。笑顔を見るだけでも人間の脳は活性化する。 心を込めてなんでも行うと脳が活性化する。 読み聞かせはママの感情のリズムを感じてもらう。 脳みそを親子でフルに楽しく活性化させて楽しい人生にしたい。2021/04/28
etsunko
0
やる気の正体は、ある無意識の行動や動作と快との結び付き。その行動にいかに快のタグ付けをしてあげるかがポイント。いちばん簡単なのは褒めること。褒めて褒めて褒めて、内発的な動機が育っていくのを待つ。 継続には、具体的で実現可能な、できれば定量的に評価可能なゴールをもつこと2017/03/09
まなふぃ
0
規則正しい生活や運動、頭を使う訓練などをやっていくべし。2022/08/09