- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
筆者は中学受験合格者の取材を長年続けているが、取材を通じて「この子は勉強ができるだけでなく、生きる力もある」と感じた子どもたちの多くが、両親だけなく、祖父母からの影響を少なからず受けていることがわかった。しかも、祖父母と同居しているケースに限らず、別居しているケースにも同様の傾向が見られたのだ。このことから、子どもの社会性や教養を育てることに、祖父母世代がよい影響を与えていることがわかる。本書は、「孫の前では両親を尊重する」「世の中について話そう」「ことわざを教える」など、子どもの成育にいい影響を与えるために、祖父母が知っておきたい心がまえを紹介する。また、家族間の揉めごとの大きな一因である“パパ・ママ世代との子育てに関する世代間ギャップ”にも着目。豊富な事例とデータを用いて、その解決策を伝授する。家族三世代が幸せになるためのバイブルとして、ぜひご活用いただきたい。
目次
第1章 孫の両親とほどよい距離を保とう(孫は祖父母との会話を求めている 同居と二世帯、ベッタリ感はほどほどに ほか)
第2章 孫の「人間力」を磨くサポート(祖父としての義務とは 祖母の役割とは ほか)
第3章 孫に「社会力」をつけるサポート(孫に幼少期を語って聞かせる 孫と「世の中」について話そう ほか)
第4章 孫の「基礎学力」を育てるサポート(元企業戦士の育Gが気をつけたいこと 「明治は早稲田より下」じゃない ほか)
第5章 孫に「自衛力」をつけるサポート(先祖と郷土を大切にする気持ちを育てる 孫の誕生日や年中行事を大事にする ほか)