自分を「ごきげん」にする方法

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自分を「ごきげん」にする方法

  • 著者名:辻秀一
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • サンマーク出版(2014/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763132550

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内容説明

本書は、スポーツドクターの辻秀一さんが20年以上にわたって伝えてきた「ライフスキル」をわかりやすく解説した本です。
「ライフスキル」というのは、1993年にWHO(世界保健機構)によって提唱された概念で、「個人が日常生活の欲求や難しい問題に対して効果的に対処できるように、適応的、前向きに行動するために必要な能力」と定義されています。
これは端的に言うと、「よりよく生きるための技術」ということです。
ストレス社会といわれる現代では、よりよく生きるために、料理や車の運転と同じように、個人がライフスキルを身につけることが必要というのです。
心の専門家として著者も「心のあり方が行動に影響する」と説きます。
「人は、よい心の状態にあるとき、人間としての機能が上がる。だからこそ、トップアスリートは、パフォーマンスを上げるために、心のあり方を大事にしているのです」と。
本書では、その「よい心の状態」をイメージしやすいように「ごきげん」と呼び、
ごきげんを大事にする生き方を「ごきげん道」と呼びました。
心を大事にするのと同時に、結果も出せるようになる。
その方法をご紹介しています。でも、決して難しいことではありません。
まずは「自分のきげんは自分でとる」と考えるところからスタートします。
ぜひ、本書を読んで一緒に「ごきげん」になりましょう。

目次

序章 自分のごきげんは自分でとろう(不きげんな“よし子”さんの物語 ごきげんな“はな子”さんの物語 ほか)
第1章 人はどうして不きげんになるのか(まずは心の仕組みを知る ごきげんは集中力を上げる ほか)
第2章 自分のためにごきげんでいよう(結果を出す人は、「心」を大事にしている 「ごきげん道」は“考える”だけでOK ほか)
第3章 ごきげんでいると、ほんとうの自分が見えてくる(エネルギーの源泉は自分の中にある 「あり方」は手放してはいけない ほか)
第4章 ごきげんがつくる、ごきげんな人生(脳の「習得」の仕組み 感情は、私たちに与えられたごほうびである ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハッシー

83
★★★☆☆ スポーツドクターが、20年以上にわたって伝えてきた、よりよく生きるための技術。心のあり方が行動に影響するというのはなるほどと思ったが、論拠に乏しく、腹落ちしない内容だった。日本人はごきげんを大事にする民族と断定してみたり、著名人のコメントを引用して、成功したのはごきげんだったからと結論付けるのは、こじつけに感じた。ただ、気持ちの持ちようで人生が良くなるのは感覚的に理解できるので、実践してみよう。2019/06/07

さくらっこ

43
この本で述べられているのは「心のつくり方」だ。その為に人間に与えられているのは、言葉・表情・態度なのだ。単なるポジティブシンキングではない。自分の勝手な意味づけに気付き、心がごきげんになれるように脳を使うというのが著者の言う「ごきげん道」だ。数々のアスリートを指導してきた著者の言葉には重みがある。例えば、自分が気分を良くなる「ごきげんワード」を持とうとのこと。たくさんあればあるほど、心を切り替えるチャンスが増えるのだ。それらを列挙する過程でも前向きな気持ちになれそうだ。久々に保存版にしたい本に出会った。2023/09/18

ぱんにゃー

29
「「ごきげん道」は、歩きつづける過程そのものに価値があります。」(本文より)  道の先に「幸」「不幸」があるわけではない。今いる道も「良い」「悪い」ではなく 「価値」がある。 この二つには深ーい意味があると思います。ありがとうございます。2013/07/01

しん

26
スポーツドクターが勧める「ごきげん道」の本。人間はもともと危険を回避するための「認知」が優れていて、そのため物事を否定的に見がちにできている。プラス思考は、否定的なことをプラスの方向だと認識しようと無理をするが、「ごきげん道」は「認知」を意識するだけである。いろいろ考えて物事を「認知」するのではなく、平常心みたいなあるがままの「心エントリー」が良い結果をもたらす。こんな「ごきげん道」なのですが、僕が感じていたことと同じなので、同感しつつ読み進められた本です。2013/08/26

江口 浩平@教育委員会

21
【考え方】日々をごきげんに過ごすことが、自分にとっても周りの人にとってもプラスになる。分かってはいるものの、気付けば不機嫌に陥りやすいので読み返している一冊。出来事の解釈を無理やりポジティブなものに結びつけたりするのではなく、ただ意味付けしてしまっていると気づくこと。自分をごきげんにして行動した結果については、一喜一憂せず次の行動につなげること。ごきげんになるために「言葉」「表情」「態度」を意識的に選択すること。ごきげんな自分でありたいという「あり方」を、生きていく上での羅針盤にしたいと思います。2017/11/12

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