内容説明
突如、戦場を覆い神隠しを起こすとされる謎の『紫の霧』。その霧につつまれた武田信玄、上杉謙信、島津義久そして、伊達政宗。彼らを待っていたのは、時空を超えた強者たちだった。武田vs島津、上杉vs伊達! 新たな戦国シミュレーションここに開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二分五厘
4
戦場に紫の霧が立ち込める時、居合わせた軍勢は神隠しにあう。そして飛ばされた軍勢同士は勝つまで戦い続けることを余儀なくされる。そんなトンデモ設定で巡り会った『三方原の武田信玄』vs『九州征伐の島津兄弟』、『川中島の上杉謙信』vs『摺上原の伊達政宗』の合戦。勝って現世に戻れるのはどの軍なのか。最初は夢の対戦という感じで面白かったんだけど、勝ち抜き戦になりマンネリ化。同様な設定の柘植久慶『英雄大戦』の方が好みです。伏線あるけど続きはどうだろう。ハレルヤ輝虎とワタクシ家久はぜひ他のシリーズで読んでみたい(笑)2015/02/07