内容説明
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薬剤師さんが、なぜ病棟にいるんですか? 薬局にいる薬剤師さんて、なぜ白衣を着ているんですか? 薬剤師の業務内容が一般には(医療関係者にも)正確に知られていない現実、そしてこれから薬剤師が目指す方向について、病院薬剤師を経て大学教員となり、日本の薬学教育でのバイタルフィジカルアセスメント導入を一番最初に全国発信した著者が、本音で語る。薬学関係者、薬学生、薬剤師必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カイ
4
確かに臨床現場で活躍できるように6年制に移行したはずなのに、肝心の骨格は各薬学部任せ。実務実習でも他大生と一緒にやる場合も多いのに、互いにシステムが違うから担当薬剤師の方も困ったりしていた。また、6年間になったとしても中身は従来の制度にプラス実習やらコミュニケーション能力やらを上乗せしただけで、現場で使える技術は現場で学ぶしか無い、というこれまでと変わらない。色々な問題が見えてきた。2014/03/16
柴-shiva-
2
今現在、普通に6年制の薬学生として過ごしていれば、正直このくらいのことには思い至ると思うのですが、薬剤師や薬学教育の抱く問題点を整理したという点では画期的だと思いました。また、解決策が薬物動態的アプローチというのは意外性に欠けると思いましたが、それ以外にあるのかと言われると、確かに全く思い付きません2014/04/22
Bon
2
名医や名看護師はよく聞くけれど、名薬剤師とは聞くことがない。医師や看護師、患者から尊敬される名薬剤師が誕生するためには、どうすればよいか。本書にはそのためのヒントが書かれている。2014/02/13
saboten130
2
何か足りないと思っていたことを答えてくれた一冊。ただ先輩と話したら『薬剤師は医療以外に行く人もいること前提だからかたよった話はだめなんだよな』とピリからの一言をいただいた。ただ、今目の前の患者さんの治療に何か一つでもできたらなと再認識。2013/08/13