内容説明
神経質で冷酷なニュートン、本を読まなかったアインシュタイン・・・。あの偉大な発見の裏側はドラマチックで人間らしいエピソードにあふれていた! よくある「偉人伝」では絶対読めない、勇気をもらえる16篇。※本作品は紙版の書籍から挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuji Hamano
3
16人の誰でも名前を知っている後世に名を残した科学者の生涯と逸話を手短に紹介してまとめている本。 一口に天才として扱われている人々も当たり前であるが多様であり、よく聞く生前には評価を得られない人もあれば、なかなか聞く事の無い他人の名声を潰すような事をしている人もそれなりにいる事は意外だった。 いわゆる天才たちの後世にのこる発見はほぼ20代になされているというのも、慣れ親しんでいる晩年の肖像画からは普段想像しないために発見だった。 2013/10/26
chikapie
1
凡人の私は天才と言われる人にとても興味があります。自分の常識で測れない考えや行動をする、そんな愛らしい天才たちの小話がつまっていました。2018/09/08
オランジーナ@
1
わかりやすい科学史の本で面白かった。エジソンは数学が苦手でエジソンの会社は成功しなかったようですね。2015/02/16
芙由
1
こういう科学者列伝みたいな本が好きで、ちまちま読んでは好きな科学者をマークしてる。大雑把な感じでは、私は化学者を気に入ることが多い。今回ではラボアジェにメンデレーエフといったところ。著者の洞察が光ってるなと思ったのはパスツールに関する記述。化学は一般人レベルの常識を覆す。人々の常識が魔術から脱却するのに大きく貢献したのは、とりわけ化学の分野なのかもしれない。見えないものを整然と説明する学問。高校生で化学を習って見える世界が変わったのを思い出す。2014/07/11
ユニコーン
1
偉人たちの浮き沈みが、書かれた本。読んでいない人に、「知ってる?○○って実は・・・・。」とうんちく話が、できるようになる。話の種として優秀な内容。2013/05/04