内容説明
人と化生のあいだに生まれた安倍晴明。陰陽師として類い希なる力を持っていた彼には貴族から依頼がたえない。ある日、賀茂祭を見に行った晴明は、外つ国からきた、化け物と鉢合わせするが――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
51
結城光流氏の「吉祥寺・・」を読んだら安倍晴明を読みたくてチェックしたらレビュー無の読了になっていた。これ一冊じゃ次がどう展開するのかわからなくてレビューをしなかったのか・・それとも外つ国の吸血鬼に興醒めしたのか・・。十二神将・・神とは人がつくりしモノ。何かを得るには義務と責任を負う。忘れたか人間・・・。2018/05/03
nins
51
「少年陰陽師」シリーズの結城作品から安倍晴明に焦点を当てた作品登場。少年陰陽師の印象が強い晴明の若いころの話となっており、性格も真逆。この性格がどう転がって変わったのか信じられないくらい。十二神将との出会いと試練。十二神将軍全員のやりとりのエピソードが入っているので、それだけでかなり消耗。やっぱり騰蛇は格別。榎岦斎が明るい存在で晴明のそばにいることが新鮮でもある。橘の姫との出会いも◎。2013/06/04
はつばあば
50
このシリーズが文庫になる度に再読。一度目は2013年、2巻目が出たので2018年に。そして今日3巻目が文庫になって我が家にやってきたので再々読となる。幼い頃から京都に住んでいても山を越えねばならないので「京へ行ってくるわ」が普通。どんな作家さんの手による書物でも晴明さんはずっと京のお人。我々は自分にどれだけの力があるか・・誰もが知らない、その未知の力を使って十二神将を統べる。要するに怖いもの知らずか。平安時代の晴明が今だにもてはやされるのは・・あやかしの存在や人の心の闇が何時の世も蔓延っているせいだろう2021/05/06
優希
42
アクションシーンが多かったので、世界観が映像のように浮かび上がります。アニメ向きかと思いました。ストーリー展開が早いので盛り上がりますね。人が沈められない伝承の存在などそそられる要素が沢山ありました。2024/07/17
ミホ
27
シリーズものだったのか。陰陽師・安倍晴明伝第1弾。いつもは安倍清明の孫の話を読んでいるのでなんだか新鮮味。好々爺のたぬきじじぃで悠々自適でもや貼り若い頃はあったよね、まさかあんなにツンケンタイプとは!(笑)が、しかし、この話は少年陰陽師シリーズも追った身としてだけではなく安倍清明がいかに神将と出会うか、しっかり12神将分丁寧に描かれていて読んで良かったと読了時、一息つきました。あの日があり、神将がいて、人の世と交わることになった経緯あり。平坦な道ではないけれど平和な日常部分をまた再読したくなりました。2019/04/13
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