内容説明
現在、40代、50代の働き盛りのサラリーマンには、意外に地元に団塊世代の両親が保有している不動産があり、すでにそれらの相続が始まっています。
不動産を持たない人からすると「うらやましい」という感じですが、当の本人たちは意外にも不安を感じていることが多いもの。たとえば、固定資産税や貸家のリフォームの新規投資について、あるいは「売っちゃったらやっぱりダメなんだろうか?」「そもそも田舎の資産価値が少ない不動産にはどんな選択肢があるの?」と、その不安や疑問は尽きません。
そこで、大手住宅会社や外資系企業に勤めた後、ファイナンシャルプランナーとして独立という珍しい経歴を持つ著者が、さまざまなケース別に相続不動産への賢い対処法を徹底解説。読者の疑問や不安を解消する一冊です。
目次
第1章 相続不動産を取り巻く厳しい時代を理解する
第2章 地方や郊外にある「実家」を相続するベストな方法とは?
第3章 「土地」や「賃貸用不動産」を相続した場合にどう対応すべき?
第4章 ほかの人はこうして対応している ケース別の事例紹介
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
7
不動産の価値は不変ではない.価値が下落するどころか,維持費を考えればマイナスになることすらある.現時点のみならず,将来的にどうなるかということも考えながら不動産を評価していく必要がある.2013/04/18
こうちゃ
1
不動産の相続。ケース別のメリット・デメリットを把握し、ベストな選択を!!相続税法改正にも対応。2013/06/01
稲
0
最近読んだ「親の家」を活用する本は、親の家が都心の駅近一等地みたいな前提で、とても役に立つものではなかった。 本書は、バブル世代が郊外の家を購入していたという背景から、「親の家」をむしろ負債と考えて、どう処分するかに焦点を当てていた。役立ちそう。2017/09/24
バーバラ
0
「良く考えずに不動産を受け継ぐと、相続貧乏になる」らしい。一度読んでおいた方がいい本。2017/08/17
Seiji
0
いざ相続する時が来ないとなかなか意識しにくい事柄ではあるが、知っていて損は無い。2015/07/27
-
- 電子書籍
- KAPPEI6巻




