ジュールコミックス コミック版 夜行観覧車

著者名：木村まるみ【作画】/湊かなえ【原作】/ＴＢＳテレビ【企画協力】/ドリマックス・テレビジョン【企画協力】/奥寺佐渡子【脚本】/清水友佳子【脚本】

双葉社（2013/08発売）

• ISBN：9784575305104

内容説明

父親が被害者で、母親が容疑者―――。エリート一家・高橋家で起きた殺人事件。しかし、事件当時、家にいたはずの次男は、その日を境に失踪する。警察も、高橋家の残された子供たちも、高橋家の騒ぎに耳をそばだてていた遠藤家や自治会婦人部会長の小島さと子も真犯人は次男ではないかと考えはじめる…。果たして事件の真相は!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜（いざよい）]

小説を買う前にお試し感覚で購入してみました。閑静な高級住宅街で突如起きた殺人事件。差別、いじめ、格差、ご近所トラブル…色んなものが関わって事件が生まれた。ラストの「うちで起きてもおかしくなかった事」というのがリアリティがあって印象的でした。

2014/08/06

[CHI-PON]

ドラマ１０話をすべて見て、小説は借りれそうなのでコミックを購入。ドラマと比較になりますが、１冊に収めるには人間模様や心の深い描写がカットされてるのでかなりサクサクした仕上がりでコミックとしては非常に読みやすかったですが、ドラマを見てるだけあって物足りなさも。親と言うのは完璧であり絶対と思って生きてきましたが、自分も30才になり大人になり両親のケンカしてる姿や落ち込む母を見ると一人の人間なんだなぁと思うようになりました。近隣住民とのお付き合い、家族のあり方を考えさせられました。小説早く読みたい！

2013/04/08

[日奈月 侑子]

ドラマの結末が待ちきれずにとうとう買ってしまいました。絵柄も割りと安定していて、読み進めやすかったです。　個人的には、この娘さんに共感しきれない部分があったのですが、未熟なところも仕方ないな…と何度か読み返す内に思えるようになってきました。ドラマを飛び飛びで見ていたのもあって、内容補足の意味でも助かりました。皆が皆、人間らしく、ちょっとずつ嫌な部分があって、それが事件を起こしてしまった。誰も決定的に歪んだ人間なんて居ないからこそ余計に悲しいと思ってしまいました。今日、最終話が放送されるので、楽しみです。

2013/03/22

[もりを]

koboで小説がなかったのでやむを得ず読みました。サプライズな内容で良かったです。

2014/05/08

[菜花]

ドラマは見ていない。小説は読んだ。小説の方がいいかな。

2013/03/28