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内容説明
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高校の数学って、こんなにやさしかったんだ! 「相似」さえ知っていれば大丈夫。三角関数が「まるごと」わかる。高校で学ぶ数学を、テーマ別に「わかりやすく、自由に、広がりを実感できる」ように語る、新シリーズ。意欲的な中学生から社会人まで、教科書にはない、ほんとうの数学のおもしろさを味わおう。(ブルーバックス・2005年5月刊)
目次
シリーズ刊行にあたって
まえがき
目次
第1章 遠近感と三角形
第2章 三角形と三角関数
第3章 円と三角関数
第4章 一般角に対する三角関数
第5章 微分積分と三角関数
問の解答
公式集
三角関数表
参考書
さくいん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
38
三角関数について。最近は加法定理から2倍角、半角、3倍角、あまりと言うかまだ問題としては見たことのない4倍角を導き楽しむ私も読んでみようかと思って手に取る。序盤はよく分かる。内容がというより分かることが楽しい。ただ結構な前半に積和、和積の公式が出てきて「君たちはもっと後じゃないのかね!?」と戸惑う。でテイラー展開、弦の振動、フーリエ級数辺りで撃沈。「三角形の相似が分かれば大丈夫」と書いてあったがなかなかどうして。三角関数だけでまだまだ奥は長く長く続いていることが知れた。★★★☆☆2023/03/09
kochi
19
一冊丸ごと三角関数の本。まずは鋭角三角形の範囲で、さまざまな公式を導出、説明し、次に角度を360度にまで拡大し、最後にラジアンで一般角まで広げる説明は、なぜかわかった気にさせる^ ^ 特に、正弦定理のケプラーの法則に関連させての説明がわかりやすい。地球と火星の衝(太陽と共に一直線に並ぶ関係)から、火星の一年ごとの三つの天体のなす角度をチコ・プラーエの観測データから得て、正弦定理を用いて、地球軌道がほぼ円であり、火星軌道は楕円であることを発見したらしい。誰だ、三角関数なんて役に立たないなんて言ったのは! 2024/10/25
道楽モン
11
現役高校生から社会人まで、三角関数とは何かを学べる1冊。ブルーバックスの王道です。三角関数の定義から、加法定理や余弦定理など丁寧に証明され、果ては高校課程を飛び越してテーラー展開や波動関数、フーリエ級数への応用を紹介(厳密な証明や微積への展開をオミットしているので、あえて「紹介」と書きました)。苦手意識を取っ払うに十分な内容で、月刊誌『ニュートン』の特集に飽き足らない意欲的な読者には、次のステップとして最適だと思います。私も加法定理とか久しぶりにじっくりと辿ってみました。筆者は熊本大学の先生。啓蒙書多数。2023/03/01
もっつあ
4
2時間もあれば読破できる大変読みやすい本。三角関数について懇切丁寧に解説してくれ、さらに発展的にフーリエ級数の話まで及ぶ(内容は薄い)。大学生は後半1/4だけで十分だと思う。周期性を表現する三角関数の便利さは必見。2010/06/01
tamioar
3
わからん。2018/06/19




