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内容説明
全国大会に出場したのは小学校の時だけ。選抜歴も同じ小学生時代の「関東選抜」が最高キャリア。なぜ「非エリート」の彼が日本代表まで上りつめることができたのか？ サッカー観の根底に流れているものは何か？
目次
第１章 「未来の自分」のつくり方―上を目指すための「自己観察力」と「向上心」
第２章 負けない気持ち！―「クラスでいちばん小さな子」だった僕がここまで来たプロセス
第３章 「転機」と「積み重ね」―プロになってからの階段。そしてワールドカップへと続く道
第４章 僕が出会ってきた人たち―監督、チームメイト、家族が教えてくれたこと
第５章 感謝、感動、感激！―僕が考える「幸せな生き方」「運との付き合い方」
第６章 これからの「憲剛」の話をしよう―中村憲剛と日本サッカー、そして、夢を持つ人たちの未来について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミリオン座
13
足下の球捌きが上手い選手だと思ってましたが、理由があったんですね。さぞ輝かしい経歴かと思ってたら正反対で、努力の積み重ねが実を結び代表に選出されました。A代表ではトップ下が多いですが、ボランチでの活躍もみてみたいです。2013/09/23
ヨータン
12
サッカーファンはもちろん、サッカーファンでなくても何かに一生懸命頑張っている人なら、ヒントを得たり、勇気をもらえると思います。好きなことは何があっても続けていこうと思いました。2013/11/28
ふろんた
12
ぶっちゃけ他著と被っているので、既知の内容が多かった。足りない部分は努力と継続を積み重ね登りつめてきたことが良くわかる。もっとうまくなりたいが前面に出ているサッカー小僧だ。座右の銘「感謝感激感動」の由来は初めて知った。2013/03/17
anco
11
中村憲剛選手の、自分はエリートではなかったが、限界を決めず、継続して努力をした結果、日本を代表する選手になれたというお話でした。日本代表やフロンターレの裏話や中村選手の人柄があらわれたエピソードも書かれていていました。幸せな挑戦とは、何不自由なく好きなことをやれていること自体に感謝し、多くの感激や感動を人に伝えていかなければならないという思い。夢に向かってあきらめない心を持つだけでなく、ひとつの夢が断たれたとしても、そこから何ができるのかが問われることになる。2018/01/04
ニシ
11
サッカー日本代表、Ｗ杯南ア大会に出場した中村憲剛選手が記した新書。高校入学時の身長が一五四センチ、各世代の代表にも選ばれず、ギリギリでプロサッカー選手になれた著者がなぜ日本代表まで登り詰められたのか。困難に直面した際の思考と行動、信念が自身の半生とともに語られる。”あきらめずに続けてきた”、”ミスは「原因」を解明すべき”、”続けるための「二本柱」”など、目新しくはないが、質朴で平易な言葉は真実味がある。著者の歴代代表監督や遠藤選手についても記され興味深い。一読の価値あり。2014/04/12
