なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

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なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

  • 著者名:山口揚平
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • ダイヤモンド社*(2013/04発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478017593
  • NDC分類:338.04

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内容説明

【「はじめに」より】ふたりの天才画家、ゴッホとピカソの偉大な名声なら、誰もが知っているだろう。だが、ふたりの生前の境遇には、天と地ほどの差があった。両者の命運を分けたのは、なんだったのか?それは、ピカソのほうが、「お金とは何か?」に興味を持ち、深く理解していた、という点ではなかったか。というのも、ピカソがお金の本質を見抜く類まれなセンスを持っていたことがうかがえる逸話が、数多く残されているのである。・ピカソの絵はなぜ高いのか?・なぜピカソは小切手を使ったのか?・ピカソはなぜ、ワインのラベルをタダで描いたのか?・ピカソの名前はなぜ長いのか?生前、ピカソは言ったそうだ。「私は、対象を見えるようにではなく、私が見たままに描くのだ」僕たちも、お金の正体を知らなければならない。そうでなければ、僕たちは自分の人生を自由に創造し、幸せに暮らすことがますます難しくなるだろう。【本書紹介】将来の“正解”が見通せない今、誰しもが、ぼんやりとした不安を抱えて生きているのではないでしょうか。その大きな原因は「変化が重なり、先がよめないこと」。近年、グローバル化やIT化によって最も大きく変化したもののひとつが、金融、「お金」のあり方でしょう。「お金」の変化に伴って、私たちは、食い扶持の稼ぎ方や、人との付き合い方など、生き方を大きく見直すべき岐路に立たされています。著者が、M&Aコンサルタントとして見聞きしたガイシ大資本の論理や、独立・起業で痛感した価値と価格の差を生む信用の大切さなど、独自の経験というフィルターを通して見た「お金」の変化を整理し、どうすれば幸せをつかめるのか、経済的に生き抜いていけるのか、これからの世の中にフィットする考え方や行動様式のあり方について、淡々と軽妙なエッセイ風につづられています。お金は「笑顔や感謝の言葉などコミュニケーションツールのひとつ」であり、「目的でなく、アイデアを具現化する構成要素」に過ぎない、という結論にたどり着いたとき、あなたの生き方はひょっとすると変わるかも?しれません。高校・大学生や、社会人中堅クラスの方がモヤモヤと感じている世の中の変化をスッキリ描き出し、自分の未来を考える上で土台を固めてくれる新「資本論」です。【目次】はじめに序章お金とは何か?第1章ハゲタカが跋扈し、お金でお金が殖えた時代第2章自分の価値をお金に換える覚悟と難しさ第3章企業や個人が国家に代わってお金をつくる世界に第4章お金を媒介とせず、モノや価値を直接交換できる環境の広がり第5章信用でつながる新たなコミュニティづくり:資本より信用を貯めよう付録お金について身につけたい3つの習慣おわりに

目次

序章 お金とは何か?
1 ハゲタカが跋扈し、お金でお金が殖えた時代
2 自分の価値をお金に換える覚悟と難しさ(バリューtoマネー)
3 企業や個人が国家に代わってお金をつくる世界へ(クレジットtoマネー)
4 お金を媒介とせず、モノや価値を直接交換できる環境の広がり(バリューtoバリュー)
5 信用でつながる新たなコミュニティづくり:資本より信用を貯めよう(クレジット・ライン)
付録 お金について身につけたい3つの習慣

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

42
タイトルの答えにも触れるのだけども、価値、信用、お金とは何かについて解説した本でした。お金はコミュニケーション手段のひとつであると喝破しているところも面白くて、お金そのものではなく、それを介在にしている信用や価値といったものをどう考えるか、それをコントロールすることが大切だという、世の中の本質を説明しています。その通りだが、それが難しいよなと思うのだけども、お金それに縛られるのではなく、眼に見えないといわれるものの大切さ、価値と信用を創造することについて思いを至らせる一冊でした。2018/10/23

壱萬参仟縁

23
各章にまとめがあるため、そこから読んで、面白いと思ったらその章を読むという方法でもよい。CSRについて、社会的信用とは切っても切り離せない。評価は株価に影響する。市場原理といえども、こうなのだ。だから、目に見えない文化資本が無視できないとおもわれる。信用(クレジット)においてもっとも重要な考え方は、「欲の規制」(138-9頁)。優秀さ=能力×謙虚さ(140頁)。実るほど頭が下がる稲穂かな。価値が巡る、という発想は重要に思える。give & givenということらしい(166頁~)。2014/02/25

デビっちん

22
おカネ持ちを目指すための本ではなく、人間としての生き方が変わる本だと感じました。おカネの本質や信用貯金の話は別の本や媒体で知っていましたが、それを活用した体験が世界を創造することに繫がったのが大きな収穫です。個別の内容では、おカネを流すときに○○を乗せてみる、というのは怪しい系でキレ味抜群の技な気がします。その方向で考えを巡らすと、金運って実は○○そのものなのでは?とムフフな時間となりました。2019/06/09

山口揚平

14
著者です。 どうぞ自由に忌憚ないご意見・ご感想くださいませ。2018/07/26

りー

12
ゴッホとピカソには全然触れていないので期待はずれの一言。内容自体も説明が冗長なので、このキャッチーさに騙されて買うと後悔することになる。2016/06/03

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