内容説明
倒産寸前から20年連続増収へ――再生の鍵は何だったのか?福岡県を中心にスーパーマーケットをチェーン展開するハローデイ。日本一見学者が多いスーパーとして知られ、同業者だけでなく異業者からの来訪も絶えない。経営危機を乗り越え、大躍進を続けるその原動力とは。加治社長本人が明らかにする。いろいろと手を広げるも、どれも失敗。ライバル店との熾烈な戦い。60億円の負債、傘を差して買い物をするスーパー。去っていく取引先、そして従業員……。そのとき、加治は何を思ったのか。「お元気様研修」「全体感動フォーラム」「ハロリンピック」など、他社にないユニークな取り組みは、どのようにして生まれたのか。「目標は、働きたい会社日本一です。そんな会社ならば絶対に潰れません」
目次
第1章 どん底からの再生<br/>第2章 お客様のお声の実践<br/>第3章 「暗病反」より「明元素」<br/>第4章 寝ても醒めても新たな試み<br/>第5章 縁する人を幸せにする―お元気様研修<br/>第6章 感謝を軸に経営改革―全体感動フォーラム<br/>第7章 絶対に潰れない会社を目指す
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イノ
2
成功者の経験談と言うより、死ぬような苦労を経験したからこそ、サクセスが有ると深く感動出来た。年商700億を稼ぎ出す筆者は決して常にお客様の利益、従業員の幸せを目指して居る。父親の事業を引き継いで爆発的に売り上げを伸ばしたんだろうが、先代の紆余曲折をしっかり見つめ反省点をプラスにして行ったからこそ、成功が有るのだろう。父親への厳しい言葉も有るが愛情を持って接して居る事が読み取れ深く感動した。2014/09/01
yuki
0
スーパーのトップとしての考え方が分かり易く書かれている。ただ、最終的に食品スーパーは物と値段が全てだと思うので、下手すると店舗(従業員)の独りよがりになってしまうかもしれない・・・。2014/06/22
Kiyoshi Ohshima
0
スーパー「ハローデイ」社長の本。内容は易しいが、実際やるのは簡単ではないことばかり。2013/12/10