内容説明
古地図と現代図を対比しながら、町の成り立ちや歴史を解説し、その裏付けとなる創業百年を越えた老舗を紹介したガイド。東京には食文化だけでなく、芸術品ともいえる職人技が引き継がれた老舗が数多く残る。なぜこの町にその老舗が誕生したのか。古地図から読み取れる町の歴史や、そこにあり続ける老舗誕生の理由を知れば、老舗を訪ねる町歩きも一層楽しく思えてくる。浅草、上野、神田、銀座、日本橋、六本木・麻布十番、両国、王子、三ノ輪など老舗が残る町の歴史を古地図や浮世絵、古い写真も用いてわかりやすく解説したあと、実用的な老舗の店舗情報を掲載。歴史的読み物としても、老舗を紹介した情報誌としても役立つ一冊。
※この電子書籍は2013年2月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
目次
浅草・上野(中清 雷門三定 ほか)<br/>両国(江戸蕎麦手打處あさだ もゝじや ほか)<br/>神田(いし橋 明神下神田川本店 ほか)<br/>日本橋(室町砂場 割烹日本橋とよだ ほか)<br/>銀座(煉瓦亭 竹葉亭 ほか)<br/>六本木・赤坂・麻布(更科堀井総本家 永坂更科布屋太兵衛麻布総本店 ほか)<br/>南千住・三ノ輪(土手の伊勢屋 桜なべ中江 ほか)<br/>王子・巣鴨・駒込(榎そば越後屋 扇屋 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんでぃあも
9
初っ端浅草で今読んでる小説の舞台の住所が!おお〜と興奮しました。上野、神田、日本橋。いづれも歴史小説の舞台のエリアでみてて凄く楽しい。次のページに今の地図が載ってるのも、またいいです。両国のぼたん鍋、森下の馬肉鍋、神田のあんこう鍋(あら、鍋ばっかだわ)うーーん食べたい。玉ひでや千疋屋って、老舗とは知ってたけど江戸時代からだったとは〜。2024/03/11
ゆぅ
5
どのお店も行ってみたくなりました。厳しい世情でお店の現在がとても気になります。地域の歴史解説も載っており、古地図を眺めるのも楽しい本でした。2022/02/05
いくっち@読書リハビリ中
5
江戸の街並みを食べ物から入りたい人にオススメ。もちろん、食べに行くのもあり。2013/05/28
Michi
0
購入の価値あり。2017/01/29