ず・ぼん18 【完全版】

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ず・ぼん18 【完全版】

  • ISBN:9784780801941

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内容説明

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『ず・ぼん』では何号かにわたり、
電子出版や電子図書館をめぐる先行事例や、その周辺を追いかけてきた。
様々な注目すべき試行はあるが、爆発的な変化は起こっていない。
電子コンテンツ産業はいつブレイクするか?
いっぽう図書館の電子化の問題は、電子コンテンツ市場の発展を待つばかりではなく、
読者のいる「紙の出版物」を無視せず、
提供する資料の豊富化、図書館の可能性の問題として論じ、トライされるべきである。
業務委託や資料費縮小などで出口の見えない図書館界だが、
蓄積してきた「紙の蔵書」の新たな提示を含む、
事業の新展開の方法としてチャレンジされなければならない。
電子書籍は出版にとっても図書館にとってもイノベーションなのだから。
米国ですすむ配信タイプの電子図書館モデルの紹介や、
公共図書館自前の地域資料の電子化配信実験など、いくつかの議論と動きを追ってみた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sonohey

1
電子化の話が、難しいが興味深い。電子図書館が誕生したとしても、出版社が利益をあげて新しい本を出し続けるためには、電子書籍が売れるようなシステムを作らなくてはいけない。図書館は、館外閲覧制限や貸出冊数制限、「売り切り」でない各種課金モデルなど、「無料」ゆえに制約は避けられない。そうであれば、札幌市立図書館の話で出ていた地域資料など、商業的でないものにこそ図書館の力が発揮できそう。また、「オーバードライブ(米)」のように電子図書館の本がその場で買える仕組みは面白い。まあ、このサイトもそうなんだけども。2014/06/05

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