ハーレクイン お芝居が終わったら

著者名：ヘレン・ビアンチン【著者名】/上村悦子【翻訳者名】

ハーレクイン（2013/03発売）

• ISBN：9784596935038

内容説明

知人のディナーパーティに訪れたミシェールは、ギリシア人実業家ニコスに目を奪われ、陶然となった。がっしりとした顎に彫刻のような唇。冷ややかな灰色の目。高級な服に体を包み紳士らしく振る舞っていても、ミシェールを値踏みするような目つきは肉食獣さながらだ。彼女が知人に口説かれ辟易していると、突然ニコスが割って入った。「送っていこう。きみに大事な話がある」吸い寄せられるように彼の車に乗り込んだミシェールは、驚くべき提案を聞かされ、気づけば彼の熱いキスを受け入れていた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

以前にパラパラと斜め読みしていたんだけど、ちゃんと読んだら印象が違った。ヒーローが頑固。まあヒロインも頑固だけど、育ちがいいせいか言い争っても随分自制している感じ。ヒーローに言い寄る未亡人(亡くなった親友の妻）は意外にまっとう。自信過剰だけど。ヒロインとこれから友人以上になるつもりだった男性がヒーローの登場で段々危ない行動をとる男になってしまい、一気に過保護モードになるヒーローは好きだな。断固とした意思とぶれないスタンスに安心する。もうちょっとヒロインへの愛を表面に出してもらえると尚よし。

2016/12/10

[まめもち]

ミシェール×ニコス。お金持ち同士の恋愛。お互い親やモーションかけてくる相手への目くらましとして一緒に行動することに。ヒーローの方がぐいぐい押してる印象。ヒロインへのストーカーを撃退するのはかっこいいんだが、いかんせん言葉足らず。

2016/09/30