内容説明
十歳の頃から人の心が読めるようになったエレナは、髪と瞳が白銀色の美しい少女。その能力と容姿ゆえ両親から疎まれ、賭博場のオーナーに売られる。その後十年間、能力を利用されながら、地下の賭博場で暮らしていた。ある日、賭博場に謎の男シルバが現れ、エレナは連れ去られる。シルバは、冷酷の王と呼ばれる国王で、エレナの能力を使い反逆者を割りだそうとして連れ去ったのだ。シルバはエレナを妾として傍に置いた。一方エレナは、王城の人々と交流するうちに、シルバが実は国民から信頼された国王だと知る。シルバの意外な一面を知り、とまどうエレナ。そんな時、反逆者の一味が後宮へ忍び込み、エレナを連れ去ろうとするが…。運命に翻弄された少女と、愛する人を亡くした王のラブファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
零崎夢織
5
人の心が読める少女と王の物語。 うーんなんか消化不良。面白いには面白いけど、さらに話を面白く出来たのではないかと。2019/03/17
作楽
5
ブックオフにて購入。冷徹な王様ですが、情に厚いいい人でしたー。分かりやすいお話。2014/07/09
watari
0
「人の心が読める不思議な少女と愛する人を亡くした冷徹な王の物語」。ストーリーはとてもわかり易くすらすら読了。ただわかり易すぎて先の展開が読めてしまうのが残念。そして紹介文にある「亡くなった愛する人」が誰のことなのかわかりません。もう少し読みごたえがほしかったです。2013/11/02