内容説明
新幹線は青森から鹿児島までがつながり、名実ともに日本の大動脈として機能している。しかしここに至るまではそれぞれに歴史があり、もちろん順風満帆ではなかった。それらひとつひとつの歴史のトピックを時刻表という最大の資料とともに検証しながら紐解いていく。また本書では新大阪駅の建設過程や新幹線唯一の未成線となってしまった成田新幹線の話題、最近の新幹線における並行在来線の処遇など、各種のコラムも織り交ぜながら展開していく。本書の著者・寺本光照氏は弊社キャンブックスでは初の単独著書となり、本人のこだわりや豊富な知識、資料に裏打ちされた正確な文章の展開など、個性を十二分に発揮してまとめあげている。
※この電子書籍は2013年2月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
目次
序章 東海道新幹線開業まで<br/>第1章 「超特急」が存在した時代<br/>第2章 「ひかり」は西へ<br/>第3章 北に進むグリーンストライプ<br/>第4章 JR化と豪華新幹線列車登場<br/>第5章 在来線に新幹線電車走る<br/>第6章 各地で新幹線開業<br/>第7章 高速化が進む新幹線