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内容説明
基本技術を重ねる、そしてレベル・アップ
わかりやすい文章、自分の考えが正確に伝わる日本語を書こう。日本語の構造的な特質を知り、論理的で説得力のある文章を作ろう。それが、うまい!日本語文章術への早道だ。そのために必要な、だれでも習得できる12の基礎技術を提案。
目次
1 初級編―文を書く(作文の基礎はなにか・技術)(書くということ;ヨーロッパ語の論理、日本語の論理;わかりやすい文を書くために)
2 中級編―文と文をつなぐ(どういう順序で書くべきか・配置)(段落を大切にしよう(心得六条)
主張には必ず論拠を示そう(心得七条))
3 上級編―文章をみがく(どのように書くべきか・修辞)(視点を変えれば;型に従う)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honnda
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日本語文章の解説、とういう感覚で読めて、面白かった。読み終えて、「もっと日本語が読みたい!」と感じた。この本の内容のような、「書くため」の単元が日本の小・中学国語にあったらすごく良さそうなのにな〜(アメリカの国語であるような)。「書く」テクニックを身につけることによって、「読む」ときにも、そこで培ったものが役に立つだろうし。2016/01/10
ぺんた
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実用文作成の際に気を付けることが述べられているが、例文が提示されると、適切なのかな、直しても変わらないのでは、と思う箇所が多々あった。文章作成の「ルール」は人によって違う意見があり、あるようでない、ないようである、主観的な側面が大きい。僕にはこの本は合わなかったのかな、という気はしています。印象に残ったのは井上ひさしからの引用箇所で、接続詞を多用すると文間の推測の余地が無くなり、読者の読み解こうとする楽しみを奪う、という見方 (小説文に対する姿勢であり、実用文の書き方を説く著者の意見とは反する)。2013/10/01
おなかム
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谷崎と鴎外の作品を読めば文章力は自ずと付くだろう。2012/09/04
muko1610
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★2008/08/18