角川文庫<br> ヴィヴァーチェ紅色のエイ

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角川文庫
ヴィヴァーチェ紅色のエイ

  • 著者名:あさのあつこ
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041006061

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内容説明

近未来の地球。最下層地区に暮らす聡明な少年ヤンと親友ゴドは宇宙船乗組員を夢見る。だが、城に連れ去られた妹を追ってクーデターに巻き込まれたヤンだけが、伝説のヴィヴァーチェ号に瓜二つの宇宙船で飛び立ち…!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

37
最初の部分はラピュタのイメージで読んだので、宇宙船の場面になっても、それを引きずったままでした。未来の話を、歴史的過去の要素を取り込んで綴っていくというのは、ファンタジーでなければ描けないでしょう。この小説世界は、あるいは今の世界の未来像かもしれないと思えてなりません。冒頭の世界の説明が、まさに現在の世界に至る経過と相同になるような述べ方をしているように思えるからです。それを思うと、今生きている私たちの責任は大きいですね。2014/01/13

猫ぴょん

19
図書館電子書籍にて☆彡SFと王族と最低層階級の少年と~。 カースト制度なのか的な展開からの。 貧困層の生活の悲惨さから一転宇宙へ~。 次巻へGO♪2020/05/22

σ(-。-)

19
子どもの頃読んだ宇宙ものを思い出した。少年が活躍するんだよね。まっ、設定は少年じゃないけど。2013/05/25

星野

17
単行本で読んだ時、面白かったのは覚えているのだけれど、続きが出なさすぎてね…。まさか文庫化に伴い、完結しているとは。設定が好きだっただけに、二巻完結で尻すぼみにならないか心配。でもやっぱり一巻には未来の予期できないわくわく感がつまっていて、好き。そして表紙。すごく良い。好き!2014/01/06

はるき

16
家族思いで優秀で優しい、あさのさんらしい少年像。理不尽に憤る、未来を夢見る、現実と地続きで生きる。冒険小説なので主人公ミラクルが起こって展開が早いがそれを差し引いても魅力的な主人公だ。男の子が頑張る姿はカッコいい。2015/09/24

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