講談社+α新書<br> お江戸日本は世界最高のワンダーランド

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講談社+α新書
お江戸日本は世界最高のワンダーランド

  • 著者名:増田悦佐【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062727914

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内容説明

超高齢化で生涯現役社会を実現、リサイクル都市を築いて優れた省エネ生活を送り、そして、庶民は文化に豪奢な贅沢をし、人間として豊かな暮らしを楽しむ。江戸時代の日本人は、私たち、いや、世界の今後のモデルです。明治維新後歪められた「良さ」「豊かさ」を人気の経済評論家が、その独自の視点で徹底分析。歴史家とはちがった観点からたどり着いた江戸社会の実像は、極めて合理的で豊穣な世界。やっぱり、日本人は偉かった!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

24
武士の社会構造に力点が置かれている。田沼治世を高く評価している著者の考えには深く同意できる。武士社会に着目したのは、今のサラリーマンや公務員に似ているところが多いからか。世界最高のワンダーランドと感じるよりも今の日本と良くも悪くも変わらないなという感想。2018/06/10

テツ

17
明治維新。文明開化。開国。それ以前の日本は未開の地であり文化もへったくれもなく現在より数段劣った生活をしていたようなイメージを抱きがちだけれど、江戸時代の人たちも形や色合いは違えどそれなりに楽しく現代とは違うベクトルで豊かな生活を送っていたんだなあと。日常生活は慎ましく暮らしハレの日にはパーッと豪勢にやっちまうっていうメリハリのある人生の方が人間の精神に良い影響を与えるのかもね。現代のライフスタイルにも参考になる江戸の人々の生き方を学ばせて頂きました。2017/06/06

Karry

10
江戸の大名や武士が意外と家臣や町人に気を使う立場だった事が新発見だった。あと、どこの和菓子を買ったかで議論が紛糾したりするところを見ても、とても平和な時代だったんだなと実感。ものを捨てずに使い切る姿勢は見習いたい。2018/05/21

ジュール リブレ

10
江戸時代の衣食住のあれこれを実例を交えながら、簡単におしえてくれる。当時の大名より、長屋住まいの庶民の方が、目黒の秋刀魚じゃないけど、美味しいもの食べてたとか。なるほど。2013/11/16

AU.Step

6
この本に書かれている事全てを鵜呑みにして、日本は凄い、と礼賛するつもりは全く無い。それでも江戸社会、面白い。精神面での成熟度という面では現代社会よりも遥かに上だったのではないかと思う。2019/10/04

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