往復書簡 いま、どこですか?

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往復書簡 いま、どこですか?

  • 著者名:小澤征良【著】/杏【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 新潮社(2013/08発売)
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  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103065531

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内容説明

姉妹のように息のあった2人が、旅先で綴った手紙のやり取り。懐かしい記憶をたどった京都、星空と対話したハワイ、最高のシェフに会ったイタリア……そこで彼女たちが感じたことは? 締めくくりは2人で出かけた北海道オオカミの森での出来事。それぞれの視点で書かれた瑞々しいショートエッセイ。

目次

小澤征良・石垣島←→杏・沖縄本島
杏・石川福井←→小澤征良・ハワイオアフ島
小澤征良・長野県奥志賀高原←→杏・ニューヨーク
杏・ニュージーランド←→小澤征良・東京
小澤征良・ハワイオアフ島←→杏・フランスパリ
杏・静岡県修善寺←→小澤征良・静岡県修善寺
小澤征良・京都←→杏・大阪
杏・福岡←→小澤征良・オーストリアウィーン
小澤征良・イタリアフィレンツェ←→杏・奈良
杏・ニュージーランド←→小澤征良・東京〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

85
手紙好きの私は、あまりの羨ましさに一気読みしてしまった。ペンを変えたり、イラストを添えたり。読みやすい文字が並んでいて、私も仲間に入れてほしいくらいだ。最近は、メールで簡単に済まされてしまう近況報告。私ももらってみたいなぁ。こんな手紙もらってみたいな。2014/09/26

ぶんこ

57
「杏のふむふむ」と「小澤征爾」さんの本を読んで、今回はお二人の往復書簡を読んでみました。前半は其々が行かれた地からのお手紙で、便箋の違いも楽しい。お互いを思いやる気持ちや知性が感じられる。杏さんのイラストも上手。後半はせいらさんに誘われて、狼に会いに北海道へ行かれた時の其々のエッセイ。せいらさんが狼を敬愛されているのが伝わってきます。そして杏さんが狼を自然に還す運動への署名をされなかった事に驚くとともに、狼を愛する桑原さんとせいらさんのお二人が居る場にもかかわらず、親愛の情に流されなかったつよさに感服。2016/10/18

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

53
『杏のふむふむ』を読んで、杏ちゃんの他の本も読んでみたくなって購入。作家の小澤征良さんと杏ちゃんとの旅先からの往復書簡。2人の使っている便箋が、その旅先にぴったりでセンスが良くてお洒落だったり、杏ちゃんが手紙の中に描いているイラストがかわいかったり、こんな気の合う手紙好きの友達がいたら楽しそうだなぁ……。後半、2人で行く北海道の狼研究所への旅エッセイも読んでいて勝手に参加している気分で楽しんだ。2016/10/01

紅香@本購入まであと4冊

36
やっぱり手紙は素敵(^^)♪旅先からなら、なお楽しい!杏ちゃん、征良さんの人となりがよく分かる、風景と美味しい食べ物と心模様がくっきりな文章にイラストにますます好感度UP♪後半は征良さんが崇拝するオオカミの話。二人で訪れた北海道の旅。なぜ日本にはオオカミはいないのか。そんなことすら考えたことなかった。オオカミの知られざる本当の姿。嘘をつけない紳士なオオカミと嘘をついて進化した猿の話は興味深かった。オオカミに惹かれる征良さんに納得。未知の土地の架け橋になる手紙。誰かに手紙を書きたくなりました(*^^*)2014/09/20

ミカ

33
【図書館】女優・モデルの杏ちゃん、作家の小澤征良さんの往復書簡・エッセイ。杏ちゃんが大好きで借りてみました。読み終わったら旅・文通したくなります。 杏ちゃん、最初のお手紙では「征良さん」と呼んでいたのが2通目からは「征良ちゃん」となってて「あ、距離が縮まったのかな」なんて想像しちゃったり。ほっこりします。杏ちゃんの言葉や絵に癒されるな~(*´ω`*)2016/04/12

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