内容説明
ゼロから始める漢方医学。漢方独自の見方、考え方が修得できる本格的入門書。ユニークな3ステップで理論から実践的知識(診断、治療の実際、方剤解説)まで、段階的に学べる。イラストや図表が多く、理解しやすい構成。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
目次
第1部 漢方の特質を理解する(漢方薬の特質 漢方医学の歴史 漢方医学の特質)
第2部 漢方の基礎を理解する(生命活動を司る3種類の生体システム 生体システムにおける体質的な個人差)
第3部 漢方の臨床を理解する1(六病位アプローチの考え方 六病位アプローチの診断と治療)
第4部 漢方の臨床を理解する2(気血水アプローチの考え方 気血水アプローチの診断と治療)
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sonettch
1
「気:生体が機能を発現するために必要なエネルギー源」「陰液の働き:構造を形成し、機能を休止する(≒同化)」「陽気の働き:構造を破壊し、機能を発現する(≒異化)」などなど。陽気と陰液の解釈が腑に落ちた(←和降?)。それを五臓に応用して、「肝陰:副交感神経系」「肝陽:交感神経系」というように解釈していく。東洋医学に興味のある方(特に学生)が読むと面白いと思います。オススメです!2014/09/27
モンタロス・シュナイダー・ムラーノ©
0
寡聞にして漢方の基礎も知らないので、繰り返し読まねば2015/05/07
قضيب
0
「気」やら「陰陽」やら、科学の発達した現代においてはどうも胡散臭く思えてしまう漢方医学の概念であるが、漢方理論(中国医学理論)は数千年という長い年月を経て今なお残っている。 それは、漢方理論というものが、中国四千年以上の歴史を耐えぬいて純化された経験や、合理的思考に基いているものだからであると思う。 この本は、そのことを現代西洋医学と対比しながらわかりやすく示してくれている。 思わず膝を打ってしまうような記述も多く、非常にためになった。2014/05/13
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