新潮新書<br> ハダカの北朝鮮

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新潮新書
ハダカの北朝鮮

  • 著者名:呉小元【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2013/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106105074

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内容説明

北朝鮮は謎に満ちている。特殊部隊はなぜ強い? お馴染みの「涙」は本物か? 暴力団はいる? 頭痛必至のドングリ酒って? 外貨はどう稼ぐ? オタクや引きこもりはいる? ブラックマーケットの実態は? 「キスシーン」の反響は? 光熱費は? 死生観は? 政治、軍事からビジネス、庶民の生活まで、元労働党幹部がユーモアやウィットを交えながら、新聞・テレビからは伝わってこない不条理国家の姿を明かす。

目次

1 政府と軍(北朝鮮軍の実力 危うい業績づくり 培われる敵対心 ほか)
2 人民の暮らし(身分制度 国のための強制移住 帰国者の悲劇 ほか)
3 経済のしくみ(コメこそ政治 新聞社説のウソ 「主体繊維」も不足 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

27
北朝鮮への「帰国事業」と、北朝鮮での「要職を経験」、さらに北朝鮮からの「脱北」を経験という、これ以上なく波瀾万丈な著者の書物を凌ぐものはない。まさに貴重な史料となろう。2021/08/08

ロッキーのパパ

18
新潮系だから北朝鮮の特異性や危険性を過度に煽る内容かと思ったら、けっこう淡々とした描写だった。著者は、日本・北朝鮮・韓国に暮らしたことがあり、その体験を通して過去と現在の北朝鮮の等身大の姿が伝わってきた。ただ、今後はどうなるか、やはり危険性はぬぐい切れなかった。ああいう国が隣国にあるってやっぱり不安だなあ。2013/03/25

calaf

12
北送及び脱北経験者である著者による、北朝鮮の内部事情を描いたコラム集。元々は、新聞に掲載されていたものらしい...これまでの私の認識は甘過ぎたようです。こわい国だ...2013/06/15

色々甚平

6
北朝鮮の一般人が世間話や愚痴も載っているのでなかなか興味深い内容だった。政治や外交の話だけではなく、国民にも焦点を当てた内容になっている。QAコーナーもあり、光熱費や死生観、恋愛事情や大規模行進の苦労なども載っていてニュースで見るくらいの知識さえあれば、なんとなく感じている疑問に答えてくれる一冊になっている。また、帰国事業についても触れられており、北朝鮮への帰国を考えている人には是非読んでほしいとも思う。最近も、帰国について発言していたような気もするが、政府はそう言うが、民衆はどう思っているかは別問題。2018/04/07

rokoroko

3
連日挑発を続けていた北朝鮮。70年代くらいには軍事政権の韓国よりよさそうに思えた。この国は今後どんな風に崩壊していくのだろう。1980年位にビザを韓国大使館でとり、韓国に行ったことがある。その時北朝鮮が近いということを痛感した.戦争にならないといいな2013/05/05

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