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内容説明
禅問答とは辞書には「(1)禅宗の僧がおこなう問答。(2)何を言っているのかわからない問答」とあり、たいてい(2)の意味で使われる。しかし本書では(1)、つまり正真正銘の「禅問答」の、さらにその草分けである『馬祖語録』を取り上げ丁寧に読む。弟子と師の問答。弟子の反応を受けて師は、親切にコメントしたかと思えば、いきなり平手打ちを食らわしたり。読みながら自らに揺さぶりをかける、そんな禅問答37を掲載。
目次
第1章 あるがままの生活が「道」なのだ(「とりあえず塩や味噌には困ってません」 汚れに染まるとは? ほか)
第2章 坐ればいいってもんじゃない!(「車を打つか?牛を打つか?」 「なんのために、だれが坐っているのか?」 ほか)
第3章 いつも自立した主体であれ!(「大先生」とよびかける 帰りぎわに「オイ」とよびかける ほか)
第4章 自分の心こそが仏である(師の宗旨変えを聞いたとき 泣く子をだまらせるには ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
樋口佳之
55
ソクラテスはいう。わたしから学ぶ者とは「わたしから学ぶものはなにもない」ということを学ぶ者のことである、と。 臨済もいう。自己とは別のなにかをもとめたりせず、あるがままの自己が仏にほかならないと自覚すればよい、と。/何かが分かりましたとか書いたら、その場で「かーっ」ってやられそうでした。副題を著者はOKしたのだろうか?2023/04/18
ATS
8
★☆☆よくわかりませんでした(笑)今の私には不必要のようです。2017/10/25
猫背
2
禅問答難しい。解説があっても難しい。2016/10/13
sikamo
1
難解な禅問答をとても分り易く解説してはいるけれどやはり本質的に理解するのが難しいことには変わりない。2017/09/25
kikuro
1
初の禅問答本。禅宗関係の本は少し読んだが、イメージが全然違って面白い。内容理解には程遠いが、馬祖や臨済の問答は静よりも動のイメージで勝手に感じていた先入観を崩してくれた。即心即仏。「いま•ここ」の自分のあり方をあるがまま受け入れる。なかなか難しい。「平常心是れ道なり」2013/12/22
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