ねこぱんちコミックス ねこ＊かぶりん

著者名：永尾まる

少年画報社（2013/02発売）

• ISBN：9784785940195
• NDC分類：726.1

内容説明

猫絵十兵衛でお馴染みの永尾まる先生の飼い猫達が繰り広げるカワイイ面白ハプニングがたっぷり詰まったショートストーリー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まるる]

ちょっと立ち読みして見たことある感じの絵だな～と思ったら猫絵十兵衛の作者さんでした。捨て猫を捨て置けない永尾先生。その気持わかります。子猫の声には抗えないです。私も捨て猫保護は何度かしてるけど、へその緒が付いたままの状態で拾ったことはないので、ちょっとショックでした。自分で飼えないなら乳離するまで責任持って育ててから里親探しをして欲しいですね。永尾さんの猫愛にあふれた一冊。武平の休憩する姿に吹き出し、半眼でうっとりしながらちゅぱちゅぱする顔に吹き出し、夢見る飼い主が心折られる姿に共感しました。続も楽しみ♪

2014/05/18

[ぐっち]

「猫絵十兵衛」の永尾まるさんの猫エッセイ。ご近所でも有名な「猫地帯」に住んでる永尾さん、もとから飼ってるあずき以外に、捨て猫がどんどんどんどん迷い込んでくる！！自分の猫でもないのに、夜中に３時間おきにミルクをあげたり、獣医に連れて行ったり、みとったり、よっぽど猫好きでも、なかなかできることではないかと。「猫絵十兵衛」でいつも泣けてしまうのは、こういう永尾さんの気持ちがマンガにも入ってるからかな。とにかく、へその緒がついたまま捨てちゃだめ！

2013/02/17

[まりもんママンﾟ+.*ʚ♡ɞ*.+ﾟ]

永尾氏が飼っている（た）ニャンコ達との生活コミック。猫地帯に住まう彼女は捨て猫を拾っては里親を見つけるという頭の下がる活動をやっている。と言うよりヘソの緖が着いたまま捨てる人達に地獄に堕ちろと念を込めている。何の為に産まれてきたのか、無念で仕方が無い。飼い猫のあずきと武平と作者の涙有り笑いありの生活が読んでいて楽しい。

2014/05/02

[しましまこ]

作家買い、まる先生とねこ達の日々。猫なのにすくっと真っ直ぐ立つ武平くんに会いたいよ。そして猫(犬も)捨てる奴は地獄に落ちろー！！に激しく同意。当然我が家でも犬猫拾う度、親族一同(里親だ)捨てた奴を呪っておる。

2016/09/06

[日奈月 侑子]

猫を捨てる人…というか、動物を捨てる人は本当に…もう…、と思いながら読んでました。永尾さんの作品は必ず一回は泣かしてくる気がします。子猫が目の前で死んでいくのは悲しいですね…。きちんと拾ってくれて面倒見てくれる永尾さんが良い人過ぎる。　ヘソの緒がついてるような生まれて間もない赤さん猫を捨てる心境って何でしょう…。何だか猫絵十兵衛のどっかしらで十兵衛に化けたニタ公の台詞が脳内に再生されました。捨てるのも人なら、拾うのも人なんですね。永尾さんみたいな人の存在は結構、猫たちにとって救われるんじゃないかと思う

2013/02/15