内容説明
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世界の照明デザイナー石井幹子による、暮らしの「質」を高める住宅照明の方法を初公開。陰翳を生かすくつろぎの室内照明から、和のあかり、別荘のあかり、ろうそくや灯具のあかりを用いたハイセンスな空間づくりをご紹介。
「美しく暮らすための照明器具の使い方」「おすすめのインテリア照明器具」も収録
目次
あかりの質から暮らしの照明を見つめなおす(玄関は安らぎと安全を意識したあかりにする ソーラー発電で「創エネ」照明を考える ほか)
和の佇まいと陰翳(陰翳礼讃から和のあかりを見つめなおす 玄関は和風のおもてなし照明で質感を出す ほか)
木蔭と海辺の暮らしと照明(日の翳りを楽しむ木蔭の別荘のあかり 庭にはさりげなく「ウェルカム・キャンドル」のおもてなしを ほか)
焔のあかりを楽しむ(古灯具のあかりを使ってみよう)
石井幹子光のデザインの系譜(人びとをつなぐ希望のあかりのデザイン 輝きのシャンデリア ほか)
美しく暮らすための照明器具の使い方(住宅を美しく彩る照明器具と手法のポイント)
おすすめのインテリア照明器具
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高宮朱雀
11
暮らしに必要な灯り。太陽光や蝋燭・行灯のような自然光、照明を用いる人工光、それぞれの特性があるのだけど、今回は後者について効果的な使い方やその為の設備について写真と共に説明されている。建築やインテリアの仕事に従事されている方なら納得出来る内容と思われるし、そこから自分なりの構想をまた生み出せるはずだ。 勿論、インテリアの好きな方、これから新居を建てる方にとっても参考になる一冊。2018/07/04
読書国の仮住まい
2
著者初読み。 東京ゲートブリッジや倉敷美観地区の夜間景観照明をデザインされた方だという。 そういう大きな規模な仕事の話かと思えば、まずご自宅の紹介から。 ただ写真を眺めるだけでも楽しいのだが、そこに石井さんの照明に対する取り組みが語られる。 ご本人はそうおっしゃらないが、写真を見ているとほぼ照明は主役ではない。 何を照らし出すのか、あるいは陰翳を生み出すのか。 巻末には住宅に用いられる各種照明器具のポイント。 最後はおすすめのインテリア照明器具。 実にスタイリッシュ、まずはこういうのが似合う家からだな…。2025/07/10
インテリ金ちゃん
1
住宅のあかり環境が明るすぎると言うのに納得。いろいろ工夫して陰影も楽しんでみたい。2017/06/16
三井陽子
1
初めて、照明に特化した本を読みました。やってみたくなったのは、リラックスチェアと、オットマンと、フロアランプで読書。やっぱり本があると、どんなシーンもしっくりきます。違うページだけど、フランクロイドライトのライトとか、かっこいいーー。2016/02/01