内容説明
真夜中過ぎ、探偵バークと相棒のマスチフ犬パンジイは街外れの操車場へと向かう。誘拐犯に身代金を届ける仕事を請け負ったのだ。だが漆黒の闇のなかで彼らを待っていたのは罠―激しい銃弾の雨嵐だった。バックアップの到着が遅れ、敵の喉笛に食らいついたパンジイは無数の銃弾を浴び、壮絶な最期を遂げる…バーク抹殺を狙う正体不明の集団が出現。相棒の敵討ちを誓った暗黒街の探偵は過去からの最凶刺客と対峙する。
著者等紹介
菊地よしみ[キクチヨシミ]
1951年生、東京大学文学部仏文科卒、翻訳家
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