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内容説明
人間は100ワットで動いている!カロリーとは熱量、エネルギーの「単位」です。食べ物や食堂のメニューがカロリーで表されることは、見かけたことがあるでしょう。このカロリーを使って、森羅万象、人体や人のさまざまな活動、身の回りの出来事や宇宙の事象まで、「なんでも見てやろう」という、とても挑戦的な本です。■ボルト選手の100メートルを走る消費カロリーは?■パソコンのワンクリックに必要なエネルギーとは?■山登りはワンクリックの150倍ってホント?■リンゴ1個でビルの何階まで上がることが可能か?■ノミはどうして高くジャンプできるのか?■地球の周りの人工衛星、宇宙ゴミのカロリーは?あるサラリーマンの1日の活動、フィギュアスケートの3回転半ジャンプ、ダイエットの方法の良し悪し、果てはポスト・エネルギーの問題にまで迫ります。カロリーを知れば、世界の見方がガラリと変わります。
目次
第1章 知っているようで、知らない「カロリー」
第2章 人間の体をカロリー計算する
第3章 人間の活動をカロリー計算する
第4章 ダイエットに役立つカロリー計算をする
第5章 発電のカロリー計算をする
第6章 新エネルギーをカロリー計算する
第7章 バッテリーをカロリー計算する
第8章 燃焼、爆発のカロリー計算をする
第9章 宇宙開発をカロリー計算する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
7
食事をコントロールするためには、充分な知識が必要である。それを持っていない状態で無理にコントロールしようとすれば健康を害してしまう危険が非常に大きくなる。上手くやれば健康になれることでも、充分な知識がなければ逆効果になることもあるので注意が必要である。2017/05/04
アイス1億円
5
カロリーにまつわる雑学本。運動されている方にも、ダイエットをされている方にも。2016/01/22
えちの
1
気軽に読める雑学の本だと思って読み始めたら、以外にも高度な内容で、少し戸惑った。しかし、随所に「難しければ**ページに進んでください」など、基礎知識に乏しい読者にもしっかりと配慮がされていて、最後まで興味深く読むことができた。2014/05/27
むとうさん
1
ダイエットから発電、宇宙開発まで「エネルギー」という観点から見るといろんなものが見えてくる…という本。炭水化物断ちダイエットの危険性とか、やっぱり原発もないと困るとか、数値化して比較していて雑学本として面白い。地味に一番印象に残ったのは、爆弾の威力のけっこうな部分は上から降ってくる運動エネルギーだということ…着弾してない(はず)のにあれだけの被害を起こした原爆のヤバさというか。ソーラーカーが理論上無理っぽいというのもなかなか衝撃。子供の頃読んだ科学図鑑では近未来の象徴みたいな扱いだったのに…2013/08/05
Hiroyuki Miyazaki
1
かなり科学的で、エネルギー問題まで踏み込んでる…。数字が多くて読むの大変。ざっと流し読み程度でも楽しめるかと。■ボルト選手の100メートルを走る消費カロリーは?■パソコンのワンクリックに必要なエネルギーとは?■山登りはワンクリックの150倍ってホント?■リンゴ1個でビルの何階まで上がることが可能か?■ノミはどうして高くジャンプできるのか?■地球の周りの人工衛星、宇宙ゴミのカロリーは?2013/07/07