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内容説明
爆弾を作る、大人相手の恐喝組織を作る、「もうすぐ死ぬからやらせろ」と迫る…。出口が見つからない時間の中を、もがき走る高校生を描いた青春作品集。 表題作のほか「月を乞う人」「わらの夏」「カメレオン・ハイ」「忘れっぽい天使」「青い毒」(描き下ろし)を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U
15
きれいはきたない、きたないはきれい。みたいな印象の短編集。乾いているような湿っているような低温の鬱屈がいいかんじです。ときどきハッとするほど刹那的で美しいことを言う子どもたち。画廊の主人に口紅の理由を問われて微笑む顔が好き。カレカノの作者さんをなんとなく思い出したり。2015/12/31
たにしぃ
13
『当世白浪気質』『明治失業忍法帳』でどハマりした杉山さん。短編集だけど一番めの話では、これ、え?少女漫画…?どこに掲載してんだっけ??と慌てて確かめたくらい、背徳的かつセンチメンタルな話で驚愕した。とにかく設定がいちいち普通じゃないし、台詞まわしが凝ってるし読み応えがあり、一筋縄ではいかない。理屈っぽいとか、あと毒っ気のあるお話が好きな人には超オススメ。2013/02/14
ぐっち
11
「明治失業忍法帖」のつもりで読んだら、何か、青い~痛い~。ハッピーエンドのほうが好きですが。記憶喪失の話、印象に残りました。2013/01/26
tella7350
7
思春期の痛み青さ、屈折した思いが満載。もっと気楽に生きてきた人間なので、共感は出来ないけれど、キライじゃない。2013/10/24
ニコル
6
周りと違う自分、特別だと思う自意識、クールぶってる思春期の他愛なさ、繊細でひねくれてる描写が見事ですね。どうにもならない感情をもて余す思春期は、こう冷静でありたいとどこかで望んだりしそうなお話でした。2014/11/20
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