内容説明
突然、原発事故対応の現場に放り込まれた著者は、眼前の光景に愕然とする。「政治主導」をはき違えた政府、楽観論にこだわる「原子力ムラ」……機能不全の現場には「リアリズム」が欠如していたのだ。高線量下で現場作業をどう進めるか? 原発をコントロールすることは本当に可能か? 真の危機管理能力とは何か? 政治の無力さに苦悩しつつ、その役割と意義を自問し続けた経験から語る現実主義的政治論。
目次
突然の要請
そこで何が起きていたのか
なぜ現場は混乱していたのか
困難なミッションを進めるには
「最悪の事態」をどう想定すべきか
情報とデータをどこまで信用するか
原子力ムラの論理とは
政治家はなぜ危機に対応できなかったのか
現場を見ることの意味とは
私たちは危険をコントロールすることができるのか
これからの原発をどう考えるか



