幻想郵便局

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幻想郵便局

  • 著者名:堀川アサコ【著】
  • 価格 ¥639(本体¥581)
  • 特価 ¥446(本体¥406)
  • 講談社(2013/02発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062774291

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内容説明

就職浪人中の安倍アズサは、「なりたいものになればいい」と親から言われてきたけれど、なりたいものってなんだかわからない。そんなときに特技欄に“探し物”と書いて提出していた履歴書を見て、アルバイト決定の連絡が。アルバイト先は、山の上、ぽつんとたたずむ不思議な郵便局。そこで出あった不思議な人々と不思議な世界とは……。ようこそ、登天郵便局へ。オリジナルのものから改稿し、さらにグレードアップ! 読書メーター読みたい本ランキング第1位。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

529
堀川アサコは、本書の5年前に『闇鏡』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞している。この作品も同じ路線なのだろう。物語の主な舞台は狗山の頂上にある登天郵便局。前には光あふれる美しいお花畑が広がっている。そう。臨死体験でよく語られるアレである。したがって、その向こうは冥界への入り口である「地獄極楽門」がある。この郵便局は、この世で唯一、あの世との交点を持つ場所なのである。主人公のアズサを配することで、この交流世界が開示されてゆく。一見したところは面白そうなのだが、作家の想像力があまりにも安直かつ日常的。⇒2021/02/15

509
帯に、読メ詠みたい本ランキング1位と記載されていたので期待して購入。う〜ん、面白くなくはないが私にはいまいち合わなかったです。最初に登天郵便局へ死者がやってくるシーンや、真理子さんの殺された真相を探っていくくだりはなかなか面白かったですが、登天郵便局VS狗山比売のシーンはなんだったのか…。人と人との繋がりや、命について考える事の出来るストーリーではありました。2017/05/19

佐々陽太朗(K.Tsubota)

370
読んでいる間、ずっと感じていたザワザワとした違和感。ファンタジーなのかミステリーなのか・・・。いや、カテゴリーなどどうでもよい。作者の訴えたいものが伝わってこない。心に響いてこない。裏表紙の紹介文には「生きることの意味をユーモラスに教えてくれる癒やし小説」と書いてあるが、読んだ後も私には「生きることの意味」が判らない。ただ、他に類を見ない風変わりな小説であった。このテイストは一定の読者には受けるのだろうが、私には合わなかったと言わざるを得ない。おそらく、私は歳をとってしまったのだな。2013/12/01

にいにい

337
堀川アサコさんの初読破作品。ほんわかした進行と登場人物の思いに寄り添う良い話だった。2013/04/25

takaC

298
2年ぶりに読んだけどやっぱり不思議な部分は不思議なままだった。2013/11/28

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