角川書店単行本<br> 孤高の名家 朝吹家を生きる 仏文学者・朝吹三吉の肖像

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

角川書店単行本
孤高の名家 朝吹家を生きる 仏文学者・朝吹三吉の肖像

  • 著者名:石村博子
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041103791

ファイル: /

内容説明

サガンの翻訳で知られる朝吹登水子、鮎川賞詩人・亮二、芥川賞作家・真理子・・。一族に連鎖する美と自由の精神を導いた仏文学者・三吉の生き様と、もう一つの朝吹家の歴史を初めて明かした貴重なノンフィクション!

目次

第1章 根底に流れる福澤諭吉の思想
第2章 華麗なる一族の生活
第3章 三吉と登水子・兄妹のフランス物語
第4章 戦前・戦後の激動の中で
第5章 『泥棒日記』の衝撃とサガンの出現
第6章 日仏の懸け橋として
第7章 孤独で幸福な日々
番外編 三吉の兄弟の歴史―受け継がれる自主独立の精神

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

4
 朝吹三吉は三井財閥系の家系。62歳で楽隠居。骨董三昧の余生。1918年、69歳で腸間膜出血で急逝。豊前(大分県)の庄屋の二男。福沢諭吉の弟子。三菱商会の岩崎弥太郎の支配人。要するに政商。サガンの翻訳で知られる朝吹登水子、鮎川賞詩人・亮二、芥川賞作家・真理子…。一族に連鎖する美と自由の精神を導いた仏文学者・三吉の生き様と、もうひとつの朝吹家の歴史を初めて明かした貴重なノンフィクション。2013/02/27

ペイトン

3
朝吹家の5人の子供たちがどのように育てられてあの芸術家一家になったのかがよくわかりました。 翻訳家として有名な朝吹登美子さんは末っ子で一人娘、お兄様の三吉さんとは特に仲がよかったそうです。三吉さんが訳されたジャン・ジュネの「泥棒日記」は名訳と言われているそうです。読みたくて早速図書館に予約したのですが、うちにあったのです。函本が。全集1。読み始めていますがなかなか進まない。2015/03/18

honey

0
芥川賞を受賞した朝吹真理子さんの祖父・朝吹三吉を中心とした朝吹家の歴史を辿ったノンフィクション。その華麗な生活ぶりには驚いた。 文学を仕事にするのは不幸なことといった祖父の言葉を真理子さんはどう思っているのだろうか。2013/05/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6263752
  • ご注意事項

最近チェックした商品