内容説明
1996年刊、初の著書にして、ロング・セラーになったポップ・カルチャー・コラム集。好きだけじゃ終わらずにシーンの中に身を投じながら、細かい気配りが利いた取材をし、濃密なデータ&ユーモアを原稿に詰め込む独特なスタイルで、はっぴいえんどから渋谷系時代のアーティスト、デニス・ホッパー、セルジュ・ゲンスブール、勝新太郎、ディヴィッド・リンチなどを描く。
目次
日本語のアカすり職人たち
街と人が音楽を作る
世界同時渋谷化
リメイク・リモデル、または若いのに巧い人々
パリのアメリカかぶれ
趣味の良いバッド・テイスト
問題オヤジ研究
臭いモノのフタを取る人
文科系男の性的ファンタジー
音楽極道のシノギ
ロック少年の老後