小学館文庫<br> この国を出よ

個数:1
紙書籍版価格
¥544
  • 電子書籍
  • Reader

小学館文庫
この国を出よ

  • ISBN:9784094087918

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

この国を出よ!

中国がGDPで日本を抜き、韓国ではサムスンやLG電子が業績を伸ばす一方で、我が国は立ち往生している。
大前研一氏と、同氏と交流のある柳井正氏の2人は、そんな日本に警鐘を鳴らし、世界に飛び出す必要性を説いている。実際にユニクロでは、世界戦略を進め、上海やパリなど世界各都市に旗艦店を出店して成功を収めている。

2大論客による警世憂国対論集。

●主な内容
もう黙っていられない――柳井
絶望的状況なのに能天気な日本人――柳井
「失われた20年」に国民の財産300兆円が失われた――大前
今の日本は「ミッドウェー後」とそっくり――大前
“ジャパン・パッシング”が本格化している――大前
「成功者に厳しい税制」が国力を削ぐ――柳井
フリースもヒートテックも「顧客の創造」だった――柳井
GEやサムスンは人材育成に1000億円かける――大前
「政治家育成」「一院制」「官僚リストラ」の三大改革――大前
ほか

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

61
おっしゃることはごもっとも。耳の痛い話です。特に製造、金融関係では日本の相対的な地位が下がっていて、このままでは凋落していくのは間違いない。ただ、ここで彼らが述べていることは、多くのビジネスマンが既に数年前から感じていることであり、目新しい事実ではない。オリンピックで戦うには100mを9秒台で走らなければならないことはだれでもわかる。問題は今後どうするのかということ。いくつかの提言があったが、結局は時間はかかるが教育。次世代のリーダー、それを支える人々をいかに育てるかだと思う。★★★+2013/01/18

Kiyoshi Utsugi

31
大前研一さん、柳井正さんの対論集ですが、対談されているという感じではなく、執筆さながらリレーで繋げているという感じてした。 ・絶望的状況なのに能天気な日本人 ・誰がこの国をダメにしたのか? ・変化を嫌う若者だらけの国を「日本病」と呼ぶ ・「理想の仕事」探しより「自力で食える」人間になれ ・21世紀のビジネスに「ホーム」も「アウェー」もない ・日本再生のための‘経営改革案’を提示する の6章から構成されてます。 自分のことを考えると「自力で食える」人間にはなってないので、遅まきながら考えさせられました。2021/11/12

K.T

5
読んでていい気分はしなかった。全編を通して日本はダメだダメだダメだの繰り返し。確かにそうなんだろうけど、そんなマイナスばかり言われてもなぁ。日本を出て長い間働いている者から言わせてもらうと、日本って相当いい国だけどね。まぁでもそれは出たからこそ見える景色なので、色んな人に海外に出て見聞を広めてもらうのは賛成だし、バラマキを廃止してある程度の自由競争を進めるというのも激しく同意。しかし大前研一ってには世界的にそんなに有名なのか?ドラッカーと同等レベルだと自分で書いてるけど、、、失笑ものでした。★☆☆☆☆2016/06/18

ANOMARO

5
この国を出よ、ユニクロは着ろ。

三上 直樹

4
期間限定価格になっていたので買いましたが、サラリーマンへの不満はまだしも、民主党政権時代の政治政策にはボロクソの評価で、それでは今の安倍政権には何というか聞いてみたいものです。何より、競争あってのビジネスという発想に違和感を感じますので、この二人にこそ出ていってほしい気になりました。2016/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5654319
  • ご注意事項