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内容説明
今からおよそ90年前、シベリアでは15万人以上のポーランド人が、この極寒の地に取り残されていた。飢餓や疾病、さらには戦いに巻き込まれていくポーランド人たち。幼き子どもは母に抱きついたまま凍死していった。この悲劇を食い止めようと立ち上がったのが、外務省の要請を受けた日本赤十字社だった。彼らは二度にわたる救援活動で、765人の子どもを救ったのだった。知られざるポーランドと日本の友情と信頼の歴史秘話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuko Hashimoto
23
先日訪問した敦賀ムゼウムで販売していて見つけた一冊。ロシア革命の混乱で孤児となったポーランド系の子どもたちを救出し、日本で療養させ、祖国へと送り届けたエピソードをわかりやすく紹介。児童書は嚙み砕いて丁寧に記述していて、大人にも有用だと思う。ブログにいろいろ関連リンクなどを添えて記録。https://chekosan.exblog.jp/30530973/2021/05/13
紫
2
マンガで勉強するポーランド近現代史。日本でのエピソードはさらっと流して、大正年間のポーランド孤児救済事業の史実を通してポーランド史と日波関係を紹介するといった内容であります。児童向けの学習マンガで、美談、善意の活動としてまとめられているため、本格的に調べたいという方には物足らないですが、一通りの要所は押さえられているのでとっかかりとしては充分なのでは。それにしてもポーランドのレジスタンスへの支援といい、ユダヤ人救済といい、同盟国なのにナチスドイツが嫌がることを平気で繰り返している大日本帝国とは…。星5つ。2018/04/11
phmchb
1
図書館本。2023/06/08
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