超人ロック 風の抱擁（４）

著者名：聖悠紀

少年画報社（2013/10発売）

• ISBN：9784785939946

内容説明

ロックの妻ミラの話。高い能力を持つだけに敵から狙われるミラをロックは守ることができるのか！？ロックファンにはたまらないシリーズ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

「齢数千歳か」「超人の脅威を取り除く唯一の方法は殺すことだ」そうわかってはいても、超人を抹殺することは難しい。だから、超人なのだ。しかし。「最愛の者が最大の弱点となる」それがロックの油断。なぜなら、数千歳を生きるとは、孤独を生きるということを意味するからだ。愛する者を命懸けで守ろうとするのは、当然のことではないか。

2017/10/08

[alleine05]

前半はロック救出のためまわりの人物ががんばる流れ。アイザックとその奥さんがいいキャラしているなあ。この二人の過去のエピソードも読みたくなってきた。ところでふと考えてみると前巻のラストでロックは命の危機に陥ったはずなのになぜ第二段階が発動しなかったのだろう？　長年の経験でロックも多少なりとも第二段階が制御できるようになっててミラのために発動させなかったとかかね？　ジャック・メレーはロックを殺したいなら玉座に捕らえないで、頭を吹っ飛ばすなり身体を粉々にするなりすれば良かったのでは。

2017/12/15

[水面頼光]

長い歴史の中でとても珍しい超人ロックラブストーリー。過去の作品で恋愛に関しても古風な人間って自分で言ってたけどその通りだ。

2013/01/03

[アオイ模型店]

メレー大佐の「殺せないなら、殺す方法がわかるまで無力化すればいい」により、停滞フィールドで凍結されたロック。 大佐は最大で30万年凍結可能な停滞フィールドを作ったけど、その頃まで連邦、あるいは人類社会そのものが続いていると大佐は考えていたのだろうか？

2024/01/04

[たこい☆きよし]

単身で乗り込んで極秘の「玉座」に捉えられたロック。何千年のキャリアでも最大の弱点ができるとこんなこともある、ということ？　いい仲間たちがいてよかった。アイザックじいさんいい味出してる（若返っちゃったけど）。勢いでミラを救出に向かうが、あの後のミラの状態は…。

2022/09/17