内容説明
人生後半「大切なこと」は、すべて『徒然草』に書いてある!「人生の達人」吉田兼好が説いた処世術を、現代風にアレンジすると、どうなるか?・遊び心――五十代は楽しくなくちゃいけない・五十代からは、「もの」より「心」で贅沢する・「上手にあきらめる」と、人生、一気にラクになる・「シンプルに生きる」から、人生ムダがなくなるなどなど、「大人の人生流儀」が楽しく学べる本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro-yo
43
出張中の機中で拝読。徒然草を引用しながら人生終盤の生き方が語られています。何事にも真剣になり過ぎないこと、一つ手に入れたら一つ捨てること。もっともっとシンプルに生きること。徒然草の解説が多い。目新しくはありませんがご尤もなことが書き連ねられています。2017/02/17
瀧ながれ
26
「徒然草」のガイドとして、また清水義範氏の著作として手に取り、「徒然草」の解説のつもりで読み進めていたところ、途中で、これは人生論の方に軸足を置くべきであった、と気づいた。近々アタマっから読み直したい。老後の楽しみを老後になって始めるんじゃ遅すぎる、五十代くらいから準備しないと、とは以前に他の本でも忠告された記憶があり、実際に五十を過ぎておおいに実感するところ。若々しい老人になりたいけど若づくりの老人にはなりたくないし、仕事だけの人生もイヤだし、吉田兼好センパイと清水義範センパイからいろいろ学ぼうと思う。2020/11/02
kent1box
23
徒然草を引用して50代以降の生き方を作家の解釈を入れながら書かれている。就寝前に都度読んでみたが、読み易く共感できる部分も多かった。人生経験を基に安定感のある楽しい充実した日々を送るための参考にはなりました。 作家の意見は比較的濃かったかな~。2014/12/29
ひほ
23
後悔しない人生を送りたいなぁと思いつつ読みました。そして来年50歳になる同僚に布教しました。あせらず騒がず落ち着いた人生が歩めるとよいなぁ2014/10/16
カリン
12
徒然草に学ぶというところが良かった。吉田兼好は、こういう人生の終わりに指しかったた時のネタが上手い。定年(隠居)した時のうら寂しい気持ちや、老年(50歳)からの心根など、実に上手く言い表わしている。今流行の終活にも通じるものがある。2013/10/20
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