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内容説明
時は幕末。新選組を統率する土方歳三は、沖田総司にとって兄のような存在だった。だが幼い頃、土方によって父を殺された彼の中に、土方を憎む別の人格が姿を現す…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神城冥†
30
北走新選組で好評を博した新選組のシリーズ化作品。一話ずつ読み切りだが、一冊にまとめるとちゃんと話として繋がり、キチンと完結している。とても切ないのだが、最後まで見守りたいと思わせる話の読ませ方は素晴らしい。私も共についていきたいぜ、土方さん!2016/01/10
蝶よ花You
28
読友さんからの借り本。時代が時代でしかも新撰組の話なので生々しい描写が多いのに、画面がとても綺麗で...。そして、先に読んだ北走新撰組の時は、時系列が前後していてちょっと読みにくいかな?と思っていましたが、この作品まで読んでみてその味がわかった気がします。1つの話が終わり、でも実はその背景にこんな事が...という風に過去に遡る。にくい演出です。これははまるわ。今まで新撰組では沖田・藤堂が一番好きでしたが、この作品で土方さんも同立1位に。何より土方「さん」と敬称を付けたくなる謂れがここにあり!(笑)2014/02/09
らる
27
読友の明里さんに借りて読みました。 やはりこれも絵が綺麗。こういう描写ができるのもこうした歴史物の面白さなのかなと色々なところで思った。初めは んん?と思った沖田さんの二重人格的なもう一人の沖田さんも読み進めるうちに面白く感じてきて最終的にはよかったなと思えた。ただそれで土方さんを恨むというのは残念。2014/04/29
まお
11
芹沢鴨の暴挙の数々は総て新撰組を思っての事だったという今まだに無かった設定が良かったです。お琴と土方さんのエピソードも良かったです。やはり土方さんは折れば折られるほど強くなる梅の花が似合います。2012/02/29
星落秋風五丈原
10
土方&沖田の話。一話完結もの。2016/03/24