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内容説明
ウェブやSNSで、ちょっとしたお知らせや紹介文を書くことは、誰でも日常的なことになってきました。文章を「紙で読む」ときと、「ウェブ上で読む」とき、私たちの読み方は、大きく違います。当然、そのための書き方のコツも違います。そのためには何が大切でどう書けばいいのか? 本書は 「ウェブに文章を書く機会のある」すべての人に向けた「すぐに使える入門書」です。(講談社現代新書)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
目次
第1章 ウェブでの文章
第2章 ウェブでの“読まれる”“伝わる”文章
第3章 ウェブでの文章表現術―htmlの基礎的な理解を兼ねて
第4章 ウェブで“伝わる”文章のための実践講座
第5章 さらに“伝わる”文章を書くための基礎知識
第6章 “伝わる”ためのコミュニケーション
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rinopy
7
「ウェブで」ということに特化してわかりやすい文章を書くための注意点などわかりやすく書いてあって改めて勉強になりました。考えてみると「わかりやすく人に伝える」ためのお手紙を作っていたPTAの書記の仕事はかなり役立ったなあと…なんでもやっておくものだなあ。2013/01/02
奇天
6
ウェブと紙の媒体の差なのか、横書きですます調ゆえか、読みにくさを感じた。ウェブの独自性を語っている部分は示唆に富むものだったが、基本的に仕事としてウェブに関わる人向けとなっていて、個人としてウェブで発信することがメインであれば、あまり参考にならないだろう。簡単な技術論に終始していて、深みのある内容ではなかった。2013/06/12
しゅわ
6
【図書館】「Yahoo!知恵袋」生みの親でもある著者が「ウェブ上で読む」時に伝わる文章の書き方を解説した本。情報が氾濫するネット上では、まず読んでもらうことが大切。そして誤解をあたえない=正しく伝えるためにこんなに工夫が必要なんだ…と大変勉強になりました。ただうまい文章をかけばいいのではなく、ネット上だからこそのテクニックも必要なんですね。2013/03/29
poke
5
文章、記事を書く時の基本を再確認できた。ブログでも利用できる。2013/10/11
takizawa
4
著者の岡本真さんはYahoo!知恵袋の運営をしてたり、コンサルとして図書館に関わったりしてた人。ウェブ上で情報を発信する際のポイントは、自分が伝えたいことを発信するのではなく想定する読者(顧客や地域の人たち)が知りたいことを発信する。アリバイのように情報をただ伝達するだけでは伝えたことにはならない。読者に伝わるように書いて初めて情報を発信したといえる。ウェブでの文章の作法は一般的な紙文書とはかなり異なる。などなど。出版年が少し古いかなーと思ったけど今でも十分通用する内容でした。2021/08/01