国税局直轄トクチョウの事件簿 - 脱税をどう見抜き、暴くのか

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国税局直轄トクチョウの事件簿 - 脱税をどう見抜き、暴くのか

  • 著者名:上田二郎
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ダイヤモンド社(2012/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478023693
  • NDC分類:345.1

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内容説明

トクチョウ(特別調査部門)とは、別名「ピンク担当」と呼ばれる、国税局直轄の調査チームのこと。税務署の案内表示板を見ても、その名前が表示されておらず、その人事配置は国税局が直接指定する。調査能力に長けた優秀な調査官が集められ、マルサ(査察部)やリョウチョウ(資料調査課)を経験した統括官が調査の指揮を取る。まさに、国税局直轄の花形調査部門である。個人課税のトクチョウの主任務は、特定繁華街の掌握。繁華街の風俗店、飲食店の中から、大口の申告漏れが見つかりそうな店を監視し、調査に入るタイミングを伺っている。その他、一般調査部門には荷が重い、弁護士、医師、歯科医師といった士業者も、その調査対象である。磨き抜かれた調査のカンが、わずかな違和感を見逃さずに脱税摘発の端緒をつかむ。長期の張り込みや、潜入調査も厭わずに、徐々に脱税者を追いつめていく。脱税者には一歩も引かないという覚悟と、その調査力には「税務署の調査でもここまでやるのか!」と唸らされる。マルサの内偵部門に17年間在籍し、トクチョウの統括官を務めた元国税調査官が、自身の経験を元にトクチョウの実力を余すところなく描く。

目次

プロローグ 花形調査部門トクチョウ
第1章 簿外取引と裏金づくり 美術商―展示会と借名口座を悪用した巧妙な“裏取引”
第2章 売上除外とつまみ申告 弁護士―“正義の味方”があきれる仲間ぐるみの税金逃れ
第3章 架空給与と営業権譲渡 司法書士―妻娘への“給与払い”で税負担を軽くした悪知恵
第4章 ダミー申告と影のオーナー デリヘル―偽装の店舗譲渡、なぜか同級生の女経営者たち
第5章 現況調査と愛人勘定 獣医師―去勢手術のからくり、階下に“特殊関係人”を囲う

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

sachi

1
実際の調査現場について経験された話が詳細で、とても面白かった。仕事柄、税務調査に立ち会うことが多く、書かれているとおり調査官の有能さって眼を見張るものがあり、調査官って本当に大変だと思う。しかし、能力にもバラつきがあるのも確か。ただ、やっぱり不正はバレるものよね。真面目にちゃんと申告するのが一番賢いなと改めて思う。2017/03/27

septiembre

1
6つの脱税の話。まるでドラマのような内容ではあるが地道な捜査や規定などもあって調査官がたいへんな仕事だとわかった。常にどんな脱税方法があるのか考えてしまう癖というのがついてしまうのには脱税者と調査官のいたちごっこが窺える。2013/03/27

mushoku2006

1
確定申告がらみや人事異動のからみで、 税務署には一定のワーク・スケジュールがあり、 それを巧みに突いて、 脱税をしようと試みている事案が興味深かった。 悪巧みをする奴の中には、 そんなことまで考えているのも居るんだなあ・・・・・・と。 国家財政を少しはマシにするため、 と言うより、納税の公平性を維持するため、 税務署の方々には頑張ってもらいたいものです。 2013/02/09

しぇるぱ

1
この本の正しい名前は[国税局直轄 トクチョウ特別調査部門の事件簿-脱税をどう見抜き、暴くのか]トクチョウとは何か、マルサは国税局所属ですが、税務署の[特別調査部門]のことです。一般人には、自営業者の申告、普通の会社の法人税・消費税、個人の確定申告、このあたりしか税務署と接点がありません。ここにあるのは、美術商、弁護士、司法書士、デリヘル、獣医師。業界が特殊で、一般人とは接点が違う世界の脱税です。 したがって、脱税の教科書にしようとしても、それは無理です。著書に、[マルサの視界国税局査察部の内偵調査]がある2013/01/17

Ayaka Yamamoto

0
読み物として、おもしろかった。スイスイ読めた。

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