内容説明
たった10のことを知っているだけで、小型犬とココロがつながる! 楽しく暮らせる!今までの「シツケ」の常識を捨て、犬と上手に暮らすためには、どうしたらよいのかの一点を考えて、導きだした答えが『大事なのは、共に暮らそうと思う心構え』だということです。問題は、テクニックではなく、犬種でも性格でもなく、飼い主の心構えだけだったのです。いくつかの心構えだけを知りそれを実践すれば、シツケらしいことを何一つしなくても、愛犬は見事によい子に育ち、ともに仲良く暮らせる犬に育つことが分かりました。犬を飼い始めた人は、必ず『いい子にしたい』と願います。もし、あなたが愛犬とこれからの十数年を楽しく暮らしたいと思うのであれば、難しいことはなにもありません。まずこの本の内容をあなたの心に刻んでください。たったそれだけで、苦労することなく、愛犬はどんどんよい子に育ちます。
目次
第1章 愛犬が「いい子」になると信じる
第2章 愛犬と心がつながる育て方
第3章 家族みんなが同じルールで接する
第4章 優しく接すると、愛犬は優しい子に育つ
第5章 愛犬に何でも話しかける
第6章 飼い主が褒め上手になる
第7章 上手な叱り方を知る
第8章 犬に教える時はスピードが大切
第9章 愛犬の心身を鍛える
第10章 我が子のように健康を守る
実践編 「よい子」になるシツケの方法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ姐
22
仔犬と暮らしていくのに必要なことは躾ではなく愛情と信頼。目から鱗なことが満載だった。厳しい躾と権勢順を重んじる相方に読んで欲しいけど…難しいだろうな。2017/11/12
えり
3
しつけのテクニックが書かれた本が多い中、この本はテクニックではなく飼い主の心構えを中心に書かれている。エサでしつけたり、やたら叱ったり、叩いたり無視したり、といったやり方ではなく、人間の子供と同じように愛し育てる方法を薦めている。なるほど、と思うことが多かった。犬は人間の心を察するものだから、きちんと接すれば信頼に応えてくれる。賛否ありそうだけど、子の方法で犬に接してみたいな。2014/11/26
さだはる
3
念願の犬をとうとう飼うことになりまして、色々勉強中。しつけの方法はいろいろあるようですが、この本は餌を使わず、言って聞かせる方法。このように出来れば一番理想的だと思います。愛情をもって接すれば、きっとよいこに育つ!!頑張ろう!!2013/07/30
ジュヌヴィエーヴ
1
ちまたには、警察犬の訓練をもとにした、敢えてドライに接することが必須のトレーニングの本が多いけど、この本は愛情を最初に据えてくれるので、読んでいて安心できます。『愛犬がいい子になると信じたら、愛犬は必ずいい子になる』しかし、犬同士の上手な挨拶の教え方は、全く反対のことが書いてある本もあったりで、よくわからない…2014/10/02