内容説明
チェイスは取引先の建築事務所でジェーン・モーガンに出会った。社長秘書の彼女はいかにも真面目な女性。対するチェイスはいかつく、服装もラフなため、一見すると会社経営者には見えない男だ。ちらりとも笑わぬジェーンの澄ました態度にそそられ食事に誘ってみるも、あえなく撃沈。やはり僕みたいにがさつな男はタイプではないんだろう、と諦めたチェイスだったが、その夜、意外にもジェーンから“会いたい”と電話がかかってきた！ 期待と混乱が渦巻くなか駆けつけたチェイスに、彼女は潤んだ瞳でとんでもない頼みごとをする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
26
最初はこのヒロインに共感してたけど、こうも卑屈だともう辟易してきた。目の前に、全てを知った上で、理解してくれて受け入れてくれる男性がいるのに、自分の都合のいいように利用してもううんざり。ヒーローは彼女に勿体ないくらいイイ男だった(☆∀☆) そして、継父もステキな男性だったわ(☆∀☆) 2018/09/02
Michelle
20
「モリーの言えない秘密」シリーズ3作の3作目。回を追うごとにシリアスになっていった印象。シリーズを通して、全ヒーロー・ヒロインが親で苦労をしている。もしかしてそれが裏テーマ？どの作品もそれぞれコンプレックスを抱えた性格に欠点があるヒロインで、それが個性になっていて面白かった。こちらの作品は、昔はグレてあばずれだったヒロイン、今は名前を変えて真面目で地味な秘書をしている。付き合うのはエリートホワイトカラーの男と決めているのに、タトゥーをしたワル風の男に惹かれてしまい、自分の本質は変えられないと苦悩する話。2022/03/24
ドンニ
8
ヒーロー、我慢の限界は無いのか！？惚れた弱みか！？とにかくいい人だった。前作で真面目な印象だったヒロインジェーン。全然違う人だった！前の2作より面白かった。⭐︎⭐︎⭐︎☆ 星3.52016/07/18
まめもち
4
タンブル・クリークシリーズ３。はちゃめちゃな過去を隠してお堅い秘書として生活しているジェーン。ワルっぽいチェイスに惹かれるも頑なに普通の男性がいいと言い張る姿勢にイラっ。ただただ彼を拒否するだけだもんなー。犯罪に巻き込まれても緊張感のない弟、その弟を溺愛する母親、過去をネタに関係を迫る元カレとかも特にストーリーを盛り上げるわけでもない。前２作の方が面白かったな。2016/02/14
kyara
4
ヒーローのアル中気味父、ヒロインの前科者だけど懐の深い継父、素っ裸で寝るヒロインの祖母。なんだか脇に目が行ってしまたよ。ヒーロー・ヒロインの１０代の頃の出会いにビックらこいたわ…2013/11/01
