なぜ、日本では本物のエリートが育たないのか? - 東大でも教えてくれない世界が求める3つの力

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なぜ、日本では本物のエリートが育たないのか? - 東大でも教えてくれない世界が求める3つの力

  • 著者名:福原正大
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ダイヤモンド社(2012/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478021736
  • NDC分類:361.8

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内容説明

日本では優秀なのに、海外で評価されない理由――それは、英語力やMBAを超えた「評価基準」を知らないからだ!【グローバル化に脅え、まずは英語力とMBAだと思い込んでしまう人たちに読んでもらいたい!】私は、約20年のビジネス経験から、日本(日本企業)では優秀だと評価される人材が、海外(外資系企業)に行くとまったく通用しなくなってしまう現実を見てきました。もちろん、語学力や資格はあるに越したことはありませんが、日本人がグローバル化に対応できなくなっているのは、それが本質的な理由ではありません。必要なのは、英語力とMBAを超えた「3つの力」だと考えています。私自身、30歳で外資系に転職してから、たった5年でマネージングダイレクター(役員待遇)、その後、取締役まで昇進することができたのは、この3つの力に気づき、活用してきたからです。日本で生まれ育ち、大学時代の英語の成績はBかCという状態からスタートした私にもできたのですから、みなさんも今からでも遅くありません!

目次

第1章 日本と世界、こんなに違う「頭のいい人」「仕事のできる人」
第2章 フランスから学ぶ―「答えは一つじゃなくていい」
第3章 アメリカから学ぶ―「論理をしっかり叩き込め」
第4章 世界のエグゼクティブに学ぶ―「多様性を“対話力”で引き出せ」
第5章 ヒントはアジアにある―「詰め込み式+αを開拓せよ」
第6章 フレームを身につけ、フレームを超えろ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

219
日本のエリートをどのようにして輩出すべきなのかが書かれた1冊。今のままの教育では世界に立ち遅れてしまうなという危機感が伝わった。2015/08/11

ヒダン

14
普段は同調しながら読むが、この本はクリティカルに読んだ。不満の原点はエリートがショボいこと。つまり「エリート=外資系企業で昇進できる」で定義されているように見える。本書のエリートは世界の本質を明らかにすることも、1000年後の世界に責任を持つこともなく、ただ最も多くの金銭を得られる選択肢を当てる確率を高めているだけである。自分の経験や考えを用いてエリート論を構成しているので、ショボい(と勝手に思っている)のに自慢話っぽい。それと内容が新しくない。つまりエリートに哲学が感じられないから同調できなかった。2015/07/14

ふぇるけん

13
日本の教育のすべてが悪いとは思わないが、欠けている要素があるのは事実かな。フランスの子どもは小さいころから哲学を学んでいるとか。。。答えが一つではない問いに対してどういう回答を導くか、課題をどのように設定するかが重要。そろそろ子どもも会話力がついてきたので、いろいろと考えさせる質問を投げかけてみよう。2013/11/08

Aby

6
すぐに「正解」を欲しがる学生の話は,齋藤先生の本にでてきたな.「自分はなんでも知ってると思うなよ」(p.108)と「間違った情報から意思決定しないこと」(p.109)は,対をなす.セットもの.2014/09/18

あじたま

5
日本の教育を欧米と比較すると、「記憶力偏重」「受動的」といった表現が他の本も含めよく指摘されているが本書も同様。グローバル化に対応した人材がこれからは今まで以上に必要になっていくのはわかりきっているのに、日本人は危機感が欠如しているのは否めない。自分自身で考えて、相手と議論する。幼い頃から、そのようにして鍛え上げられた海外エリートと渡り合っていくためにも、日本人はこのままではいけない。著者の危機感が伝わってきた。自分もよく考え、自分の想いを表現し相手と議論する。そういう訓練を今以上に積んでいきたいと思う。2013/11/23

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