内容説明
大人気「ひとり百物語」シリーズ第4弾。夢の中で未来を予知し、死者の声を聞く著者。著者を助ける良い夢もあれば、地獄誘い込まれる悪夢もある。著者の夜毎続く悪夢から救った神秘の力とは――。夢を操ることができる著者自身の体験談をはじめ、教鞭をとる大学の学生たちの体験談、知人たちの怪談などを蒐集した全100話。
目次
『ひとり百物語 闇より深い闇』を編集していたとき
あっちいけっ
帰ってくる
いま
会いにきたよ
にやり
きい
覗く顔
水死者の幽霊
責任感〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
45
《図書館》続けて立原さん。愛犬の話がなくて残念(;_;)2016/08/10
p.ntsk
37
“視える”作家立原透耶さんの怪談実話ひとり百物語の第4弾。立原さん自身と周りの怪異体験を集めたものだけどご自身の体験談の方が描写が生々しく怖い感じがする。この方の怪談実話を読むと霊の存在もさることながら人の思いや生霊の怖さというものに思い至る。念ということであれば生きてる人間もあの世の存在も変わらないのかなと思う。悪意を遠ざけ善意に寄り添いたい。 2018/06/02
カピバラ
28
スタートが、白い顔の話ばかり読んでしまい、お風呂場に誘われてしまう話で、まじかよ~今からお風呂なんだけど・・・と怖がりました(笑)百物語を最後まで1人では読めず、旦那が帰ってきてから読みました。全体的にゾクゾク。2014/05/08
ヒロくま
18
ちょっと不思議怖い話しの記録日記みたいな感じでした。ちなみに百物語系は、2日かけて読みます。好きなくせに臆病なんです。2014/11/18
☆kubo
16
いきなり3話目が怖かった。なぜそこで風呂に入る〜!!(笑)今回も興味深く読ませていただきました。第五弾も楽しみです。2013/04/17