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内容説明
NHK大河ドラマ「平清盛」でも後半に活躍した源義経は、一ノ谷・屋島・壇ノ浦と連勝し、平家を滅亡に追い込んだ立役者ながら、兄・頼朝との確執から奥州藤原氏の平泉に落ち、そこで自害に追い込まれた「悲劇の英雄」として語り継がれる。だが、『吾妻鏡』をはじめとする史料には、本当にそこで死んだのか、疑わしい記述が散見される。義経は生きて平泉を脱出したのではないか? だとすれば、かれはどこへ行き、何をしようとしていたのか?本書は、東北各地に残る「義経北行伝説」などを踏まえつつ、推理作家ならではの想像力で義経の「不死伝説」を長年検証してきた著者による決定版。第一部で史実として語られる義経の人生を整理し、第二部で「平泉から消えた」あとの足跡を推理し、第三部で周辺人物から見えてくる義経伝説の真相に迫っていく。2012年4月に急逝した著者が、最後まで手を入れた渾身の書。『義経はどこへ消えた?』に加筆し、再編集。
目次
第1部 義経はなぜ「悲劇のヒーロー」なのか(義経と清盛の知られざる因縁 雌伏の時代―空白の六年間の謎 天才軍人・義経―鮮やかすぎる平家追討戦 政治家・頼朝との越えられない壁)
第2部 義経はどこへ消えたのか(「北行伝説」に隠された秀衡のシナリオ 平泉を滅ぼした男・泰衡の謎 義経は奥州支配の野望を抱いていた? 『吾妻鏡』の矛盾 義経はどこへ消えた? 滅びの方程式)
第3部 周辺人物から見えてくる「義経」の実像(消えた黄金と忠衡の秘密 常陸坊海尊の秘められた任務 浄瑠璃姫が青森に現れた(?)理由
西行が果たした本当の役割
ジンギスカン伝説はなぜ生まれたか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けやき
てぃと
maito/まいと
かわくん
津島澪
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