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内容説明
韓流歴史ドラマは、史実とかけ離れた、彼らの幻想・願望の産物である!古代から近世まで、2000年間に960回も異民族に侵略された朝鮮半島の歴史は、苛酷そのものだった。軍は敗走、為政者は逃げ、政府は瓦解、庶民の生活は辛酸を極めた。外敵に翻弄され、名君も英雄も存在しなかった悲惨で救いのない歴史を何とか塗り替えたい、そんな願望が産み出したのが、あの波乱と感動あふれるドラマ群なのだ。コリア・ウォッチャーとして40年、日韓の歴史に精通した著者が数々の韓流歴史ドラマを解剖し、安易にその内容を信じることの危険性を説いた現代日本人必読の書!
目次
第1章 古朝鮮という虚構
第2章 加羅国の始祖・首露王
第3章 高句麗の王・広開土王
第4章 百済最後の猛将・階伯将軍
第5章 善徳女王
第6章 大祚栄
第7章 張保皐
第8章 王建
第9章 李氏朝鮮の祖・李成桂



